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シラバス(平成29年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

臨床薬理学

Clinical Pharmacology

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担当教員 長谷川 昇
実務経験
開講年次 2年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標 薬物の作用機序、作用点や薬効発現あるいは相互作用の要因となる吸収、分布、代謝、排泄などの薬理学的知識を習得する。 さらに、主な疾患の成因・病態を理解し、薬による治療戦略(治療効果)、用いられる薬の作用機序と副作用、禁忌などの薬物治療学的知識を習得し、各薬物の効果的な使用方法(与薬方法)について対象者へ説明できることを目標とする。 【看護師国家試験出題基準】必修問題: 12 薬物治療に伴う反応(A 主な薬物の作用と副作用、B 医薬品の安全対策)、疾病の成り立ちと回復の促進 3 疾病に対する医療(D 疾病に対する薬物療法、E 医療による健康被害)
授業計画・内容
内容
1 薬物の作用(薬の役割、法的分類)
2 薬物の作用点、薬容量、財形と投与経路
3 薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)
4-7

循環器障害と浮腫

 1. 疾患の成因と病態

 2. 心不全(強心薬、利尿薬、血管拡張薬)

 3. 高血圧治療薬(利尿薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、ATⅡ受容体遮断薬、α1遮断薬)

8-9

抗精神薬

 1. 疾患の成因と病態
 2. 抗精神薬(抗パーキンソン病薬、抗うつ薬、抗てんかん薬)

10-11

感染症・免疫疾患

  1. 疾患の成因と病態
  2. 抗生物質

12-13

内分泌疾患

 1. 疾患の成因と病態
 2. 糖尿病治療薬

14-15

抗癌薬

 1. 疾患の成因と病態

 2. 抗癌薬

 

教科書 系統看護学講座 別巻 「臨床薬理学」医学書院
参考図書等 今日の治療薬2017 解説と便覧、南江堂
評価指標 期末試験50点、中間試験40点、出席10点
関連科目 人間機能学Ⅱ
教員から学生への
メッセージ
人間機能学で学習した、「正常の人間の構造と機能」の知識と、人間病態学で学習した。「疾病の成り立ち」が基本となるので、よく復習しておくこと。問題提示―解決方式の講義を行い、レスポンスペーパーで質問を受け付ける。

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