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シラバス(平成29年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の発展

研究方法論

Methodology of Nursing Research

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担当教員 丸岡直子
大木 秀一
長谷川昇
中田弘子
木森佳子
実務経験
開講年次 3年次後期 単位数 1単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標 目的:研究の科学的なプロセスを段階を追って学ぶ。また、これらの学習を通して、看護研究の意義や目的を理解する。 目標: 1. 研究過程(研究課題の発見、研究デザインと研究方法の決定、データの分析、研究結果の解釈と報告)における基本事項を理解する。 2. 特定の研究課題に関する文献検索と既存の情報の要約、パソコンによる統計手法を実施することを通して、これらの作業の要点を学ぶ。 3. 看護研究の目的がクライエントへの効果的なケアの探求と、看護知識の蓄積であることを理解する。
授業計画・内容
内容
  以下の内容について、研究例を紹介しながら講義する。この授業が始まるまでに、図書館でデーターベースを使った文献検索の講習(オリエンテーション)を受けておくこと。
1 看護研究の概念(臨床的意義)、研究過程の概観(丸岡)
2 研究の理論的枠組みと仮説(丸岡)
3

文献検索と文献検討(大木)

4 文献の活用、クリティーク(大木)
5 研究計画立案と計画書作成(中田)
6

研究倫理、倫理申請書(中田)

7 量的研究①実験研究・準実験研究(長谷川)
8 量的研究②質問紙を用いた調査(大木)
9 量的研究におけるデータ収集と分析①(大木・木森)
10 量的研究におけるデータ収集と分析②(木森・大木)
11

質的・帰納的研究方法① 種類と特徴(丸岡)

12

質的・帰納的研究方法② データ収集と分析(丸岡)

13 研究結果のまとめかたと発表のしかた:卒業研究発表会の参加(木森)

14

研究結果の活用:抄録・論文作成、学会発表と論文投稿(木森)

15 まとめ・卒業研究のオリエンテーション(木森・丸岡)
教科書 南裕子:看護における研究(日本看護協会出版会)
参考図書等 石井京子、多尾清子:ナースのための質問紙調査とデータ分析第2版(医学書院) 山崎茂明・六本木淑恵 著;看護研究のための文献検索ガイド(日本看護協会出版会)
評価指標 レポート100% 講義の進行にそって、学習成果を問うためのレポート課題を提示します。提出されたレポートの内容に対して評価を行います。(出席は規程どおり2/3以上必要)
関連科目 卒業研究
教員から学生への
メッセージ
4年次の卒業研究の前段階になります。研究対象となる看護の現象やそれらをとらえる研究方法は様々です。研究についての基本的事項を学ぶとともに、臨床実習の経 験もいかして研究課題の発見につなげていきましょう。将来、発表された研究の賢明な利用者、看護知識の蓄積に寄与する研究者になるための基本を理解しましょう。

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