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シラバス(平成29年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の基本

基礎看護学実習Ⅱ

Basic Nursing Practice Ⅱ

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担当教員 中田 弘子
木森 佳子
林 静子
田村 幸恵
田淵 知世
丸岡 直子
実務経験
開講年次 2年次通年 単位数 2単位 授業形態 実習
必修・選択 必修 時間数 90時間
学習目的・目標 【学習目的】  医療機関で健康障害により入院生活を送っている対象を受け持ち、看護過程を展開する基礎的な能力を習得するとともに、看護職として必要な態度を身につける。 【学習目標】  1. 看護に必要な情報をアセスメントし、看護上の問題の明確化、看護計画を立案し、実践できる。  2. 看護過程を通して看護職として必要な態度を身につける。
授業計画・内容
  内容
 

1. 日程・内容・場所

時期 内容 場所
2年次夏期休業期間の内の2週間 事前学習 学内で受け持ち患者の紹介、必要な知識・技術の学習
臨地実習 県内の医療機関3施設において2週間の実習を2クールに分けて実施
実習のまとめ 同上

2. グループ編成
     1グループは3~4名程度で編成し、各医療施設(病棟)で実習する。
3. 受け持ち対象
     健康障害により入院生活を送っている対象1名を受け持つ。
4. 具体的な方法
    1)入院中の対象の紹介を受ける。
      2)看護に必要な情報を収集し、アセスメントする。
    3)看護上の問題を明確にし、看護計画を立案、実施する。
    4)実施場面を再構成し、対象との相互作用について振り返り評価する。
    5)カンファレンスを通して、実習体験を意味づけするとともに他の学生と学びを共有する。
    6)看護過程を通し、看護の学びを深め、今後の課題を明らかにする。

教科書 看護専門領域(健康・疾病・障害の理解、看護の基本、看護援助の方法等)のテキスト、授業で配布したプリントを活用する。その他、受け持つ対象者の特性に応じてアセスメントに必要な専門書、看護書を用いる。
参考図書等 系統看護学講座専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ 医学書院
評価指標 評価の割合は実習記録を60%、実習態度やカンファレンスへの参加状況等を40%とする。
関連科目 看護学概論 基礎看護方法論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 基礎看護学実習Ⅰ 人間機能学 人間病態学 疾病障害論 臨床薬理学 臨床栄養学 フィジカルアセスメント等
教員から学生への
メッセージ
対象の健康上の問題を理解するためには、看護分野だけでなく健康・疾病・障害の理解等の授業で学んだ知識の統合が必要です(知的な関心)。また、自己への関心を対象にギアチェンジするためには、相手の視点で考えることが求められます(人間的な関心)。2年生の感じる心、考える力、表現力に期待しています。

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