国際貢献事業
JICA青年研修事業(ベトナム母子保健実施管理コース)
ベトナムにおける新生児死亡率、妊産婦死亡率などの母子保健指標の改善に向け、将来のリーダーとして母子保健分野における課題解決を担う人材の育成、青年層の知識と意識の向上を目的に、研修を行います。 (委託元:国際協力機構(JICA)北陸支部)
当センターでは、国際貢献に資することを目的に、タジキスタン(H17〜H22)・パラグアイ(H19〜)・ボリビア(H22)・ブラジル(H24)から、国際協力機構(JICA)の研修員を受け入れてきました。
この事業を通じ、多くの国の人々と看護や福祉について語り合う場を共有し、また、お互いの文化を学び合うことができればと思います。
研修期間 |
2012年10月25日~11月6日 |
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研修場所 | 石川県立看護大学 かほく市役所・石川県立中央病院 他 |
講師 | 石川県立看護大学専任教員 他 |
参加者 | ベトナム13名 |
平成24年度の研修内容
この度、本学では初めてJICAの青年研修を受入れました。
これまで受け入れて来た日系研修などに比べて、2週間弱と言う非常に短い期間ではありましたが、カリキュラム作成にあたっては、本学専任教員による「日本の母子保健の歴史と現状」や「母子健康手帳」、「カンガルーケア」などの講義に加え、自治体や病院などの施設見学も盛り込み、日本の医療・福祉の現場を見ていただくことで、充実した内容になるよう努めました。
今回参加した13名は、助産師や看護師に加え、医師や政府機関の関係者も含まれ、みなさん母国では様々な立場で母子保健に携わっていらっしゃいます。
講義では、それぞれの視点からの質問や意見が活発に交わされ、その熱心さには頭の下がる思いがしました。
また、みなさんとても気さくな方ばかりで、学内では学生と談笑する姿も見受けられました。
この研修期間中に開催された大学祭では、茶道を体験したり模擬店を訪れたりと、日本文化や日本の大学生活についても触れる機会がありました。
本学では、これからも様々な国から研修員をお迎えし、看護や福祉について語り合いながら、国際貢献に寄与してまいりたいと思います。
開催日時 | 2012年10月25日~11月6日 |
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開催場所 | 石川県立看護大学 かほく市役所 他 |
講師 | 石川県立看護大学/専任教員 他 |
対象 | ベトナム13名 |