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シラバス(令和3年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 子どもと家族の看護学分野

子どもと家族のケアシステム論

Health Systems for Child and Family

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担当教員 西村 真実子、金谷 雅代、沼田 直子、谷口 由紀子
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標

学習目的:
子どもと家族を支える保健・医療・福祉に関する制度とその背景にある現状を理解し、諸外国の制度や日本における先進的な取り組みの現状をふまえ、今後の施策を提言できる能力を養う
学習目標:

1) 日本における子どもと家族に関する保健・医療・福祉に関する制度、ケアシステムの現状および課題を理解する。
2) 諸外国の子どもと家族に関する保健・医療・福祉に関する制度・ケアシステムを学び、日本の制度・システムの課題を解決する方法を考える。
3) 医療機関と学校・保育園および保育園・幼稚園と小学校の連携が必要となる諸課題を理解し、先進的な取り組み等から連携の方法や 専門看護師としてできることを考える。
授業計画・内容
  回   授業内容   授業方法   担当
  1~7

日本における子どもと家族に関する保健・医療・福祉に関する制度、ケアシステムの現状および課題

1) 少子化対策(幼保連携認定子ども園のあり方も含む)
2) 小児慢性特定疾患児への支援制度
3) 小児医療制度:医療費助成、小児救急医療制度等
4) 発達障害の子どもと家族への支援制度
5) 子どもの虐待防止対策:発生予防(子育て支援・広報啓発)
6) 子どもの虐待防止対策:早期発見・早期対応(児童相談所の体制整備、市町村要保護児童対策地域協議会の機能強化)
7) 子どもの虐待防止対策:子どもの保護・支援、保護者支援(施設の小規模化と家庭的養護の推進、社会的養護のあり方、親権のあり方)
プレゼンテーション/討論/講義 西村
  8~10 諸外国の子どもと家族に関する保健・医療・福祉に関する制度、ケアシステム(米国のThe Dougy Centerでのグリーフケアなど) プレゼンテーション/討論/講義 金谷
  11~13

次世代育成・親準備教育(先進的な取り組み)

1) カナダにおける小学校での「Roots of Empathy」プログラム
2) 日本における小中学校での「赤ちゃん登校日」
3) 思春期教育:石川県における高校生対象の次世代育成プログラム
プレゼンテーション/討論/講義 西村、金谷
  14 母子保健システムの現状と課題 討論/講義 沼田
  15 医療的ケア児への支援の現状と課題 討論/講義 谷口
教科書
参考図書等

随時提示

評価指標

1 出席状況・授業への参加状況 40%
2 プレゼンテーション 40%
3 事前学習 20%

関連科目
教員から学生への
メッセージ

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