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シラバス(令和3年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の発展

クリティカルケア看護論

Critical care Nursing

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担当教員 紺家千津子、大西陽子
実務経験 病院勤務経験のある教員が担当している。
開講年次 4年次後期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 15時間
学習目的・目標

目的:クリティカルケアを必要とする患者の身体的・心理的・社会的側面を理解し、患者とその家族に適切な看護援助のために、クリティカルケア看護の概念、特徴、患者の生命・生活を支える援助の方法について学習する。
目標:①クリティカルケア看護の基本的概要を理解する。②クリティカルケアが必要な患者の身体的・心理的・社会的特徴および家族の特徴を理解する。③クリティカルケアを必要とする患者・家族への援助方法を理解する。④クリティカルケア看護における倫理的課題について考察する。

授業計画・内容
  回   内容
  1 クリティカルケア看護の概要
  2 脳死と臓器移植の現状
・自己決定
・倫理的課題 など
  3 クリティカルケア看護が必要な患者の特徴とその援助①
・非日常的な療養環境、テクノロジーを用いた生命維持と安楽の両立
・ケアとキュアが融合するクリティカルケア看護の専門性
  4 クリティカルケア看護が必要な患者の特徴とその援助②
・人工呼吸器装着患者の治療と看護ケア、循環動態のコントロールと看護ケア
  5 クリティカルケア看護が必要な患者の家族の特徴とその援助③
・心理的特徴、家族のニーズの把握と心のケア
  6 クリティカルケア看護におけるリハビリテーション
・二次的障害予防と多職種連携、医療チーム間のコーディネート
  7 クリティカルケア看護が必要な患者の安全管理
・皮膚の統合性を守る看護
  8 まとめ
教科書

授業時に資料を配布する

参考図書等

日常性の再構築をはかる クリティカルケア看護 中央法規

評価指標

授業時間の2/3以上の出席をもとに、授業内容を理解した上でのレポート内容の評価80% 授業中のディスカッションの参画20%

関連科目

成人看護学概論、成人看護方法論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、成人看護方法論演習Ⅰ、成人看護学実習A

教員から学生への
メッセージ

クリティカルケア看護に興味のある方を歓迎します。人間の生命を救うという意味においては、クリティカルケア看護は看護の原点とも言えます。医療制度の変化、医療技術の高度化・進歩によって、急性期病院ではクリティカルケア看護を受ける患者が多くを占め、施設内の様々な場所で治療を受ける機会が多くなっています。

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