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シラバス(令和3年度)

Syllabus

学部 / 人間科学領域 / 環境の理解

人間工学

Ergonomics

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担当教員 小林 宏光
実務経験
開講年次 2年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

疲労、作業能力、人間-機械系などの人間工学の基礎的な概念を教授し、これらの概念を通じ介護器具、ヒューマンエラー、交代制勤務などの看護現場での諸問題についての理解を深める。

授業計画・内容
  回   内容
  1 ●人体寸法
 人体寸法と機器・道具との関係
  2 ●少数者への配慮
 バリアフリー・ノーマライゼーション・ユニバーサルデザインについて
  3 ●偏側性(1)
 右利きと左利きについて
  4 ●偏側性(2)
 右脳と左脳の違い
  5 ●生体リズム(1)
 人間の生理機能の慨日周期(サーカディアンリズム)について
  6 ●生体リズム(2)
 時差ぼけ、同調作用、交替勤務などについて
  7 ●睡 眠(1)
 睡眠PSGによる睡眠段階評価方法
  8 ●睡 眠(2)
 徐波睡眠とREM睡眠、睡眠周期など
  9 ●睡 眠(3)
 高齢者の睡眠の特徴、運動や生活習慣と睡眠の関係など
  10 ●温熱環境(1)
 人間の体温調節機能の基礎について
  11  ●温熱環境(2)
 高齢者や乳幼児の体温調節
  12 ●入浴
 入浴事故の実態、原因、またその対策など
  13 ●道具と人間(1)
 モノと人間との関わり、ヒューマンインタフェイス設計について
  14 ●道具と人間(2)
 フールプルーフ設計、フェイルセイフ設計、冗長なシステムの安全性などについて
  15 ●総括
教科書

適宜プリント等を配布

参考図書等
評価指標

定期試験100%

関連科目

生理人類学

教員から学生への
メッセージ

人間工学は看護学そのものではありませんが、どの項目も看護現場の諸問題と密接に関連した内容です。

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