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シラバス(令和2年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

小児看護学概論

Introdution to Child and Family Health Nursing

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担当教員 西村 真実子
実務経験 病院勤務経験のある教員が担当している。
開講年次 2年次後期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 15時間
学習目的・目標

目的:
小児看護の理念を育むために、子どもの成長・発達と養育環境、および子どもと家族の発達や健康をサポートする看護の役割・機能を学ぶ。
目標:
1. 子どもの成長・発達および関連する理論について説明できる。
2. 望ましい養育環境や子育て、子どもの成長・発達をサポートする関わり、養育者への支援について説明できる。
3.子どもの成長・発達や子育てに関する近年の問題およびそれへの対応(子どもと養育者への関わり、保健・医療・福祉等の支援策)について理解する。

授業計画・内容
  回   内容
  1 1)小児看護の目的・原理
2)小児看護の枠組み(対象、場、倫理等)
3)小児看護の役割
4)子どもの成長・発達の原則・影響要因
  2-3 1)形態的発達:身体発育、発育指標、発達検査など
2)機能的の発達;呼吸、循環、排泄、消化・吸収、骨、免疫と予防接種など
3)感覚機能の発達、運動機能の発達
  4 小児期の栄養とその支援
1)母乳栄養、人工栄養、離乳食、食育
2)摂食機能の発達
3)幼児期の栄養、近年の食事・栄養に関する問題
  5-7 心理社会的発達:情緒、自我・社会性(対人関係)、言葉、認知・思考の各側面
  8 社会化(しつけ)への関わり
事故防止
教科書

中野綾美編:ナーシング・グラフィカ28 小児看護学:小児の母親と看護、メディカ出版、2006

参考図書等

長田久雄編:看護学生のための心理学、医学書院、2002
前川喜平監修、井原成男:親と子の心のカルテ、新興医学出版社、1998

評価指標

1 定期試験80%
2 レポート課題20%
1)ビデオ「さくらんぼ坊や」の感想等
2)発達段階別子どもの成長・発達とアプローチの要点のまとめ

関連科目

小児看護方法論、小児看護学実習、子どもと家族の発達支援論

教員から学生への
メッセージ

子どもの成長・発達と子育ておよびそれに対する看護の役割について述べていきます。
子どもをイメージしやすいようにビデオを使いますが、街中等で見かける子どもたちや親子の様子を意識して観察してみてください。

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