検索

シラバス(令和2年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

解剖生理学

Human Anatomy and Physiology

印刷用PDF

担当教員 市丸 徹
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 15時間
学習目的・目標

解剖生理学では、人体の基本的な成り立ちを学びます。ここでの理解は、疾病・病態等を学ぶ上での重要な基礎となります。医療に携わる者の常識としても、しっかり身に付けてください。
【目的】
人体を構成する各器官の基本的な構造(形態)と主なはたらき(機能)を理解する。
【目標】
1.  人体各部位・器官の名称と、構造の特徴を説明できる。
2.  各器官のはたらきを専門用語を用いて具体的に説明できる。

授業計画・内容
  回   内容
  1 人体の基本構造 各部位の名称、人体の階層構造、組織の分類、体液の区分、恒常性の維持
  2 神経系 神経系の分類、中枢神経系の区分とはたらき
  3 運動器系 骨、関節、骨格筋の構造と名称、主要な関節運動
  4 循環器系 循環器系の構成、体循環と肺循環、心臓の構造、血管の分類
  5 血液 血液の性状、血液の成分、血液細胞の分類
  6 呼吸器系 呼吸器系の構成、気道のはたらき、換気のしくみ、呼吸筋のはたらき
  7 泌尿器系 泌尿器系の構成、排尿調節、腎臓の構造と機能
  8 内分泌系 ホルモンの定義、ホルモンの分類、主な内分泌器官
教科書

なるほどなっとく!解剖生理学(改訂2版)、多久和典子、多久和陽著(南山堂、2019)
解剖生理学ワークブック、坂井建雄、岡田隆夫編(医学書院、2019)
教科書とあわせて各回で講義資料を配布します。

参考図書等

系統看護学講座 解剖生理学 人体の構造と機能①、坂井建雄、岡田隆夫著(医学書院、2018)

評価指標

成績評価対象者:出席2/3以上。
講義終了後に試験を実施します。
試験100%で評価します。

関連科目

解剖生理学演習、代謝と栄養、解剖生理学実習、疾病障害論、人間病態学、他多数

教員から学生への
メッセージ

講義内容の理解には、予習復習の継続が必須です。その際、友人や家族など、人に説明してみることをお勧めします。自分の理解度がはっきりし、疑問点を整理できます。そうして主体的に得た疑問をもう一度、納得いくまで自分で調べてみましょう。大学生らしい自学自習の習慣を身に付けることを期待します。質問はいつでも歓迎します。
人の身体は驚くほど合理的にできています。その面白さに気付き、講義内容の範囲に留まらずに自ら学んでもらえたら嬉しく思います。

HOME > シラバス(令和2年度) > シラバス > 解剖生理学