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シラバス(令和2年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

代謝と栄養

Human Metabolism and Nutrition

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担当教員 平居貴生、市丸徹
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

「代謝と栄養」では、正常な人体の機能を細胞内での物質変化(代謝)の面から解釈し、各々の栄養素同士の関係や調節機能について理解する。さらに、的確なエネルギーアセスメントについて習得する。後半は、消化器系の解剖生理と、生体のエネルギー恒常性に関わる調節系について理解する。

授業計画・内容
  回   内容
  1 生物の原則、タンパク質の構造と機能、タンパク合成
  2 酵素と酵素反応の調節
  3 脂質の構造と機能、細胞膜の構造と物質移動
  4 糖質の構造と機能
  5 糖質からのエネルギー生成
  6 脂質、タンパク質からのエネルギー生成と貯蔵
  7 エネルギーアセスメント(基礎代謝と安静時代謝)
  8 運動のエネルギー代謝、経管栄養法
  9 消化器系の構成臓器と主なはたらき、排便調節
  10  糖質、タンパク質の消化と吸収
  11

脂質の消化と吸収、肝臓のはたらき

  12 消化液の分泌調節、摂食調節
  13 血糖値の調節、栄養状態と代謝の変化
  14 甲状腺のはたらき、Ca代謝の調節、骨の再構築と成長
  15 体温調節、発熱と解熱
教科書

「イラスト生化学入門」東京教学社
系統看護学講座 解剖生理学 人体の構造と機能①坂井建雄、岡田隆夫著(医学書院、2018)

参考図書等

「イラスト 人体の構造と機能および疾病の成り立ち」東京教学社
なるほどなっとく!解剖生理学(改訂2版)、多久和典子、多久和陽著(南山堂、2019)

評価指標

中間試験50%(1~8回)、期末試験50%(9~15回)

関連科目

解剖生理学、解剖生理学演習、解剖生理学実習

教員から学生への
メッセージ

臨床例を含む生体に起こっている問題について、論理的に考え解決していく意欲を持って欲しい。講義内容の理解には、予習復習の継続が必須です。大学生らしく自学自習の習慣を身に付けることを期待します。質問はいつでも歓迎します。

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