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シラバス(令和2年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の基本

フィジカルアセスメントⅡ

Physical Assessment Ⅱ

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担当教員 石川倫子、岩佐和夫、木森佳子、田村幸恵
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院勤務経験がある。
開講年次 2年次前期 単位数 1単位 授業形態 演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

【学習目的】
全身および系統別フィジカルアセスメント方法を理解し、臨床看護場面における患者の症状からフィジカルアセスメントを考えることができる。
【学習目標】
1. 系統別フィジカルアセスメントを理解する。
2. 臨床看護場面におけるフィジカルアセスメントを理解する。
3. 全身のフィジカルイクザミネーションを実施できる。

授業計画・内容
  回   内容   担当
  1-2

1.系統別フィジカルアセスメント
<学習方法>
事前課題で各自が学習した内容をグループで共有し、プレゼンテーション(演示も含む)を作成する。

石川

  3

2.系統別フィジカルアセスメントの実際
1)腹部  2)乳房

石川

  4

3)循環器系

田村

  5

4)呼吸器系

岩佐

  6

5)脳・神経系  6)筋・骨格系

岩佐

  7

7)頭頚部 8)皮膚

木森

  8-9

3.全身のフィジカルイクザミネーションの体験
4.心電図測定の体験
5.呼吸音・心音の正常音と異常音の聴取体験

石川・全員

  10-12

6.臨床看護場面におけるフィジカルアセスメント
      1)呼吸症状のある患者へのフィジカルアセスメント
      2)腹痛のある患者へのフィジカルアセスメント 
      3)胸部不快感のある患者へのフィジカルアセスメント  など
<学習方法>
各自で学習したフィジカルアセスメントの過程をグループで共有し、グループでのフィジカルアセスメント過程を作り、練習する。

石川

  13-14

7.臨床看護場面におけるフィジカルアセスメントの実際
1)~4)について、グループでフィジカルアセスメント過程を演示し、全体討議を行う。

石川
岩佐

  15

8.フィジカルイクザミネーションの相互評価

石川・全員

教科書

茂野香おる編集:系統別看護学講座 専門分野Ⅰ基礎看護技術Ⅰ、医学書院
医療情報科学研究所編、「フィジカルアセスメントがみえる」メディックメディア

参考図書等

山内豊明「フィジカルアセスメントガイドブック目と手と耳でここまでわかる」、医学書院
古谷伸之編集、診察と手技がみえる vol. 1 、メディックメディア

評価指標

課題70%、積極的な態度・取り組み10%、技術評価20%により総合評価する

関連科目

解剖生理学、解剖生理学実習、人間病態学・演習、疾病・障害論、フィジカルアセスメントⅠ、看護過程論、基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

対象の身体の中にどのような変化が生じているか、今後どうなるか、実際のケアには対象の置かれた状況や重症度・緊急度もアセスメントする必要があります。一緒にフィジカルアセスメントをしましょう。

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