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シラバス(令和2年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

精神看護方法論演習

Practice:Psychiatric and Mental Health Nursing

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担当教員 清水暢子、大江真吾、川村みどり、宮本満寛(非)
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院等の勤務経験がある。
開講年次 3年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

【目的】
精神科看護の対象となる人に必要な精神看護技術について理解する。
精神科看護の対象となる人に適切な看護過程を展開する能力を身につける。
【目標】
1. 精神科における看護技術について説明できる。
2. 対象の主体性を重視した看護について説明できる。
3. 対象の強みに着目した看護について説明できる。
4. 家族へのアプローチの具体的手法について説明できる。
5. 対象の健康状態をアセスメントできる。
6. 対象の健康状態に応じた看護計画を立案できる。
7. 対象の退院後の生活を想定した看護を考えることができる。
8. カンファレンスで自分の意見を述べ、議論を深めることができる。

授業計画・内容
  回   内容   担当
  1-2 【演習1】気分障害患者の看護
【講義】気分障害患者の看護 ;事例提示,情報の整理
清水・大江・川村
  3-4 【演習2】発達障害患者の看護
【講義】発達障害患者の看護;事例提示,情報の整理
清水・大江・川村
  5-6 【演習3】神経症性障害、ストレス関連障害患者の看護
【講義】神経症性障害、ストレス関連障害患者の看護;事例提示,情報の整理
清水・大江・川村
  7-8 【演習4】統合失調症患者の看護
【講義】統合失調症患者の看護;事例提示,情報の整理
清水・大江・川村
  9-10 【演習5】長期入院患者の地域生活移行支援
【講義】長期入院患者の地域生活移行支援;事例提示,情報の整理
清水・大江・川村
  11-12 【演習6】臨床現場で出会うアディクション看護
【講義】アディクションの視点を看護に活かす;事例提示,情報の整理
清水・大江・川村
  13-14 【講義】精神障がい者の地域生活継続支援;事例提示,情報の整理
演習のまとめ
清水・大江・川村
  15 実習に向けて  特別講義 宮本
教科書

岩﨑弥生、渡邉博幸(編集):精神看護学① 精神看護学概論・精神保健 第5版、メジカルフレンド社、2019
岩﨑弥生、渡邉博幸(編集):精神看護学② 精神障害をもつ人の看護 第5版、メジカルフレンド社、2019
上田敏(著):ICFの理解と活用、初版、萌文社、2005

参考図書等

渡辺雅幸:専門医がやさしく語る はじめての精神医学 改訂第2版、中山書店、2015

評価指標

授業回数の2/3以上の出席者のみ評価対象とする。
演習の課題50%、事例のグループワーク20%、事例ごとのミニテストと定期試験30%

関連科目

哲学、生命倫理学、心理学、臨床心理学、社会福祉論、疾病・障害論Ⅲ(精神)、精神看護学概論、精神看護方法論、地域精神保健看護論、精神看護学実習

教員から学生への
メッセージ

現在の精神保健医療福祉では、入院治療にとどまらず、地域での生活を継続できる支援も実践されています。対象に対する治療や看護について、演習を通じて対象の望む生活を支援するケアについて考えましょう。

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