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シラバス(平成31年度)

Syllabus

博士後期課程(博士) / 看護学 / 特別研究

特別研究

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担当教員 川島 和代
実務経験
必修・選択 -
学習目的・目標

目的:
老年看護学の実践のよりどころとなる指針を導くために、現実の看護問題に着目し看護実践への介入を通して看護の質の向上に資する知見を明らかにし、社会化できるような論文作成をめざす。

目標:
既存の理論枠組みでは解決できない看護現象とは何かを明らかにできる。それらの看護現象における課題を明らかにし、解決するためのアプローチを構築することができる。看護実践場面や教育・指導場面において適用し、アプローチの有用性や体系的な看護理論の検証を行う。全過程にて対象への倫理的配慮を行うことができる。

授業計画・内容
1. 高齢者とその家族にかかわる看護現象を、文献検討を通して明らかにし、未だ解決されていない看護現象を自己の研究課題として明確にできる。
2. 研究課題の決定後、どのようなアプローチを行うか体系立てられた理論に沿って研究方法論の検討を行う。
3. 指導・助言を得て、独創性、看護学的な意義に資する内容を含むものか吟味する。
4. 自己の課題にアプローチするための方法論についてさらに吟味し、妥当性や信頼性、実現可能性を検討する。研究の実施可能なフィールドの探索、選定、事前交渉を行う。
5. 研究計画を立案し、研究の構想に関する中間報告を行う。
6. 指導・助言を得て、研究計画の修正を図り、倫理審査を受ける。
7. フィールド・対象に依頼し、データ収集、分析を行い、副論文を作成する。
8. 更にデータを集積し、博士論文を作成する。
9. 論文審査を受ける
10. 投稿し社会化する。
教科書

適宜

参考図書等

適宜、文献・図書の紹介

評価指標

看護理論に基づいた文献検討を行い、論理的に自己の思考を表現することができる。独創的で看護学的な意義が明快、老年看護学の質の向上に資する内容を含むものであること。

関連科目

高齢者看護科学特論、高齢者看護科学演習

教員から学生への
メッセージ

看護学の発展の中で築かれてきた理論・技術を継承し、さらなる発展への礎に!

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