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シラバス(平成31年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

解剖生理学演習

Practice: Human Anatomy and Physiology

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担当教員 市丸 徹
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 1単位 授業形態 演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

解剖生理学演習では解剖生理学、代謝と栄養の講義と連携し、人体が健康な状態を保つしくみを学びます。
【目的】
人体で生じる様々な生理現象のメカニズムを学び、体内環境の恒常性が維持されるしくみを理解する。
【目標】
1.  恒常性の維持に関わる生体調節について、関与する複数の器官の役割を交えて説明できる。
2.  さまざまな生理的指標の正常値を説明できる。

授業計画・内容
内容
1-2 人体の基本構造 細胞の基本的な構造と性質、細胞間の情報伝達の仕方
3-4 循環器系 心臓が鼓動するしくみ、血圧調節のしくみ
5-6 呼吸器系 体内での酸素と二酸化炭素の運び方、呼吸運動の調節のしくみ
7-8 泌尿器系 尿のつくり方、体液調節のしくみ
9-10 血液 止血のしくみ、血液型とは
11-12 内分泌系 ホルモンの分泌調整のしくみ、代表的なホルモンのはたらき
13-14 神経系 体性神経系・自律神経系の構造とはたらき、反射
15 運動器系 骨格筋が収縮するしくみ、主要な関節運動とそれに関わる筋肉
教科書

系統看護学講座 解剖生理学 人体の構造と機能①、坂井建雄、岡田隆夫著(医学書院、2018)
解剖生理学ワークブック、坂井建雄、岡田隆夫編(医学書院、2019)
教科書とあわせて各回で講義資料を配布します。

参考図書等

なるほどなっとく!解剖生理学、多久和典子、多久和陽著(南山堂、2017)

評価指標

成績評価対象者:出席2/3以上。レポート提出者。
講義終了後に試験を実施します。
試験80%、レポート20%で評価します。

関連科目

解剖生理学、代謝と栄養、解剖生理学実習、疾病障害論、人間病態学、他多数

教員から学生への
メッセージ

講義内容の理解には、予習復習の継続が必須です。その際、友人や家族など、人に説明してみることをお勧めします。自分の理解度がはっきりし、疑問点を整理できます。そうして主体的に得た疑問をもう一度、納得いくまで自分で調べてみましょう。大学生らしい自学自習の習慣を身に着けることを期待します。質問はいつでも歓迎します。
人の身体は驚くほど合理的にできています。その面白さに気付き、講義内容の範囲に留まらずに自ら学んでもらえたら嬉しく思います。

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