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シラバス(平成30年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 成人看護学分野

急性期看護学演習

Advanced Seminar Nursing in Critical care

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担当教員 村井 嘉子
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 4単位 授業形態 演習
必修・選択 選択 時間数 90時間
学習目的・目標

《学習目的》
学習目的:成人看護学研究分野において、急性期患者・家族のケアに関する研究課題を学生それぞれが設定し、課題を明確にするために科学的で系統的な探求能力を養う。文献レビュー、論文のクリティークをゼミ形式で行い、研究の理論的枠組みや研究方法を教授する。さらにフィールドワークの実践を通して、自らの研究課題を明確にすることによって特別研究と有機的に連鎖させる。
《学習目標》
(1)急性期患者・家族への支援技術を理解することができる。
(2)文献レビューおよびクリティークを通して自己の研究課題を明確化できる。
(3)フィールドワークの実践の成果を分析することから特別研究へ有機的に発展させることができる。

授業計画・内容
  回   内容   授業方法   担当
  1 オリエンテーション オリエンテーション 村井
  2~10 急性期患者とその家族へのケアに関する研究課題の理論的枠組と研究方法の明確化

(1)以下の概念や理論の中で、自己の研究課題に関連する論文のクリティーク
     ・患者及び家族の苦痛
     ・呼吸・循環不全、代謝、中枢神経障害の症状
     ・倫理的課題とその対応・留意点
     ・治療とその環境の特殊性  など

(2)研究課題の理論的枠組

 ・先行研究を通して解釈トレーニング

プレゼンテーション・討議 村井
  11~14

(3)研究課題と研究方法の検討

プレゼンテーション・討議 村井
  15~18

フィールドワーク計画立案

 ・フィールドワーク、インタビューのトレーニング

プレゼンテーション・討議 村井
  19~25 フィールドワーク 演習・実習 村井
  26~35

フィールドワークにおける事例分析

 ・分析方法のトレーニング

事例検討・討議 村井
  36~45 フィールドワークの成果をふまえ、今後の研究計画の検討と作成 プレゼンテーション・討議 村井
教科書

なし

参考図書等

参考図書は事前に提示する。

評価指標

授業の準備状況、フィールドワークのレポート

関連科目

成人看護学特論
急性期病態治療学特論
急性期援助論

教員から学生への
メッセージ

単なる疑問が研究テーマになるとは限りません。看護現象、これまでの看護実践で経験した課題についてじっくりと考える姿勢を培ってください。

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