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シラバス(平成30年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 共通科目 / 共通科目

データ分析方法論

Data Analysis for Nursing Research

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担当教員 大木秀一、長谷川 昇、西村 真実子、小林 宏光
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標
学習目的:
看護研究を行う上でのデータ処理の考え方や手法について教授する。
学習目標:
1. 量的研究における分析の考え方と主な分析手法が理解できる。
2. 質的研究の一つの方法論である「グラウンデッド・セオリー・アプローチ」の分析の考え方と手法が理解できる。
授業計画・内容
  回   内容   授業方法   担当
  1~3

研究全般の手順と留意点
学術論文執筆に必要な知識、文献レビューの技術などについて参考書に沿って講義する

講義 小林
  4~5

量的研究に対する考え方と統計学・統計処理の基本
既存データの活用法、量的な研究の考え方、1変数・2変数の記述統計,誤差とバイアスについて参考書に沿って講義する

講義 大木
  6~8

さまざまな量的研究デザイン(実験研究)
基本的な実験操作・実験器具の取り扱い・実験結果の取り扱いとレポートの書き方

講義 長谷川
  9~11

質的研究の方法論に関して
オープン・コーディングⅠ
 1.  コーディング(プロパティとディメンションの抽出)
 2.ラインバイライン分析と意味のまとまり分析

講義・演習・討論 西村
  12~14

オープン・コーディングⅡ:カテゴリー化
アキシアル・コーディング

プレゼン・討論・講義・演習 西村
  15

理論的サンプリング
セレクティブ・コーディングとストリーラインの記述
質的研究の論文の書き方(カテゴリー、プロパティ、ディメンションを使って研究結果を叙述するなど)
質的研究における信頼性・妥当性

プレゼン・討論・講義・演習 西村
教科書
参考図書等
1. 大木秀一:量的な看護研究のきほん、医歯薬出版、2011
2. 大木秀一:文献レビューのきほん、医歯薬出版、2013
3. 戈木クレイグヒル滋子:グラウンデッド・セオリー・アプローチ 理論を生みだすまで、新曜社、2006
4. 戈木クレイグヒル滋子編:質的研究方法論ゼミナール-グラウンデッドセオリーアプローチを学ぶ、医学書院、
    2005
評価指標

授業への参加状況とプレゼンテーション(およびその資料)(100%)
各教員の講義回数に応じて配点する。

関連科目
教員から学生への
メッセージ

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