検索

シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

母性看護学概論

Introduction Maternity Nursing

印刷用PDF

担当教員 濵 耕子
実務経験
開講年次 2年次後期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 15時間
学習目的・目標

【目的】母性の概念、母性性の発達、社会構造と母性性の変化、母性看護の対象などを理解することができる。また、生殖時代や社会構造、地域性を視野におく母性看護の役割・機能およびその将来展望について考えることができる。
【目標】女性のライフサイクル上の発達学的特徴と健康問題を関連させて説明することができる。母性の対象やそれを支える関係法規、母性保護や健康支援の現状を通して、母性看護の役割や課題についてひろく説明することができる。

授業計画・内容

  回

  内容
  1 母性の概念、母性とは何か、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
レポート課題の提示
  2  母性看護の変遷
  3  母性看護における法的倫理的課題と責任
  4  母性看護に関わる理論
  5  母子保健の動向(1)
  6  母子保健の動向(2)、母性保護と関連施策について
  7  女性のライフサイクルと就業
  8  セクシュアリティの発達と健康問題
教科書

横尾京子他編:ナーシング・グラフィカ 母性看護学① 母性看護実践の基本(メディカ出版)
資料は、必要に応じて随時配布する。参考書は随時紹介する。

参考図書等

㈶厚生労働統計協会:厚生の指標増刊 国民衛生の動向
我部山キヨ子他編:助産学講座1 基礎助産学[1] 助産学概論(医学書院)
新道幸惠他編:新体系看護学全書 母性看護学①母性看護学概論 ウィメンズヘルスと看護(メヂカルフレンド社)
日本看護協会監修:新版助産師業務要覧 第2版 Ⅰ基礎編 Ⅱ実践編(日本看護協会出版会)

評価指標

定期試験80%、レポート20%

関連科目

人間機能学Ⅰ、人間病態学Ⅱ、公衆衛生学、疾病・障害論Ⅳ(母子)、母性看護方法論Ⅰ・Ⅱ、家族社会学、小児看護学概論、地域看護学概論、地域看護方法論Ⅱ、生命倫理学

教員から学生への
メッセージ

母性の健康が次世代の健康に受け継がれていくときの看護の在り方、看護者の職責の大きさについて考えていきましょう。また、産む以外の性、多様な性の在り方について理解したり援助を考える機会があります。今後、実習に出る者として基本的な倫理的事項を身に付けていけるように授業展開を工夫します。
母性看護には、様々な関係法規、衛生動向が存在しており、新聞・雑誌等に興味・関心をもって目を通すなどの習慣をつけましょう。

HOME > シラバス(平成30年度) > 母性看護学概論