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シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

疫学

Epidemiology

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担当教員 北池 正
石垣 和子
実務経験
開講年次 3年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

公衆衛生学に引き続き疫学を学ぶ。疫学は人間集団における健康状態とそれに関連する要因の頻度と分布を明らかにし、公衆衛生の発展を目指す分野である。今日では、保健・医療・看護の分野の基礎研究だけでなく、地域における実践活動においても疫学の知識が不可欠である。臨床疫学の応用であるEvidence-based Nursingでは、疫学的方法と臨床における個々の患者の特性に基づくケアとを融合し、個人についての研究と患者集団の研究とを結びつけて考察することが可能となる。

授業計画・内容

  回

  内容
  1 疫学的な考え方とは1
  2 疫学的な考え方とは2
  3 疫学の基本的な用語を理解しよう
  4 疾病の原因、疫学的な因果関係の考え方
  5 疾病頻度の表し方 -有病と罹患の区別
  6 曝露の効果を表す指標 -相対危険と寄与危険
  7 疫学研究のさまざまなデザイン 1
  8 疫学研究のさまざまなデザイン 2
  9 疫学研究の質 -真実と誤差
  10 疫学と統計学 -疫学研究に統計学が必要なわけ
  11 スクリーニング検査
  12 臨床疫学とEBN(Evidence-based Nursing)、 社会疫学 -社会構造が健康に与える影響
  13 問題演習1
  14 問題演習2
  15 問題演習3
教科書

基本からわかる 看護疫学入門第3版、大木秀一、医歯薬出版、2017.

参考図書等

国民衛生の動向、厚生統計協会(最新版)
基礎から学ぶ 楽しい疫学 第3版 、中村好一、医学書院、2013.
医学がわかる疫学第3版、グリ-ンバーグ編著、熊倉伸宏監訳、新興医学出版社、2004.

評価指標 筆記試験85%、問題演習15%
関連科目 公衆衛生学、健康環境論
教員から学生への
メッセージ
1.自己学習は復習を中心にしてください。2.授業中は積極的に質問をしてください。

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