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シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

臨床栄養学

Nutrition and Food Clinics

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担当教員 長谷川 昇
倉野 正志
実務経験
開講年次 2年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

臨床栄養管理をするためには、病態を知ることと栄養状態を把握し、治療効果を高めるための栄養補給をすることが必須である。的確な栄養アセスメントを行うための、栄養素の種類や働き、エネルギー代謝について習得できる。さらに、疾患別栄養管理に対する知識を深めるために、疾患の成り立ち、栄養補給法や栄養・食事療法の特徴を関係づける。
【看護師国家試験出題基準】人体の構造と機能:12 代謝(A 栄養とエネルギー代謝)、
疾病の成り立ちと回復の促進:9 栄養の摂取・吸収・代謝機能の障害(A 栄養バランスの不均衡による疾患)

授業計画・内容

  回

  内容
  1-3

栄養アセスメント
 ・栄養素の吸収と役割
 ・栄養補給の方法
 ・エネルギーアセスメント(基礎代謝、安静時代謝)
 ・運動のエネルギー代謝量と推定エネルギー必要量の算定
 ・健康づくりのための運動基準、栄養・運動の指導
 ・日本人の代謝の特徴
 ・血糖上昇速度(GI)
 ・低タンパク質の課題(高齢者・血中パラメーター)
 ・食品と医薬品の相互作用

  4-15

臨床における疾患別栄養管理
・栄養障害
・代謝疾患
・消化器疾患
・循環器疾患
・腎、尿路疾患
・透析
・摂食障害
・呼吸器疾患
・血液系の疾患
・筋骨格疾患
・免疫、アレルギー疾患
・術前、術後(消化管手術後)
・摂食機能の障害
・妊産婦、授乳婦の疾患
・造血幹細胞移植(無菌食適応症)

教科書

「イラスト症例から見た臨床栄養学」東京教学社

参考図書等

「イラスト 人体の構造と機能および疾病の成り立ち」東京教学社

評価指標

期末試験50点、中間試験40点、ミニレポート10点

関連科目

人間機能学Ⅱ、人体生化学

教員から学生への
メッセージ

栄養管理(栄養評価)についての知識はもちろんのこと、病院での医師、薬剤師、栄養士などの専門職種とのチーム医療、診療報酬についても理解を深めてください。

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