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シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

人間病態学Ⅱ(感染)

Human Pathology Ⅱ

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担当教員 今井 美和
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

目的:感染症は日常頻繁に遭遇する疾患である。感染症を引き起こす微生物の中には、ヒトのがん発生と密接に関連しているものもある。また、医療技術の高度化、化学療法剤の使用により易感染性宿主の増加、耐性菌の出現が問題となっている。そこで、病原微生物や感染症の基礎的事項を学ぶ。
目標:微生物学的専門用語を用いて、感染症の病態を説明できる。

授業計画・内容
  回
  内容
  1-4
(1)オリエンテーション
(2)微生物学総論:生物の分類、細胞内・細胞外寄生体、歴史、感染、感染症、伝染病、感染源、感染経路、宿主、宿主-寄生体関係、常在微生物叢、媒介動物、日和見感染、菌交代症、人畜共通感染症、新興・再興感染症、食中毒、性感染症、輸入感染症、感染症法、予防接種、院内感染、滅菌・消毒、化学療法
  5-9 (3)細菌:形態、分類、病原因子、化学的組成、増殖、主な細菌(グラム陽性菌、陰性菌、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア)と感染症
  10-13 (4)ウイルス:形態、分類、増殖、感染経路、主なDNA・RNAウイルスと感染症、プリオン、プリオン病
  14 (5)真菌:形態、分類、増殖、主な真菌と真菌症
  15 (6)原虫:形態、分類、増殖、主な原虫と原虫症
  16  定期試験
教科書

プリント配布
ビジュアル微生物学(ヌーヴェルヒロカワ)

参考図書等

カラーで学べる病理学(ヌーヴェルヒロカワ)
ルービン カラー基本病理学(西村書店)

評価指標

・定期試験の受験資格:履修登録をしている + 授業回数の2/3以上出席している
・定期試験の結果 100%で評価する。

関連科目

人間病態学Ⅰ・Ⅲ、疾病・障害論Ⅱ・Ⅳ、臨床薬理学、公衆衛生学

教員から学生への
メッセージ

講義の復習を行い、確実に知識を身につけて下さい。

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