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シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

人間病態学Ⅰ(病気のなりたち)

Human Pathology Ⅰ

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担当教員 今井 美和
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 60時間
学習目的・目標

目的:疾患のなりたちを理解するうえで重要な基本的病変と生体防御機構について学ぶ。さらにこれらの基礎知識をふまえたうえで、代表的疾患における病因・病態を理解する。
目標:病理学的専門用語を用いて、疾患の病態を説明できる。

授業計画・内容
  回   内容
  1 (1)オリエンテーション
(2)病理学概論:疾病の分類
(3)病因:内因、外因、代表的疾患
  2 (4)細胞傷害:萎縮、肥大、化生、壊死、アポトーシス、代表的疾患
  3-6 (5)免疫:MHC・HLA、自然・獲得免疫、免疫担当細胞、サイトカイン、抗原、抗体、抗原認識、補体、免疫応答、細胞性・液性免疫、感染防御免疫、腫瘍免疫、アレルギー、移植免疫、自己免疫、免疫不全、代表的疾患
  7-9 (6)炎症:徴候、炎症に関わる細胞、炎症反応、急性炎症、慢性炎症、肉芽腫性炎、代表的疾患
  10 (7)創傷治癒:治癒過程、代表的な創傷治癒
  11-14 (8)循環障害:水腫、虚血、充血、うっ血、出血、止血、血栓症、塞栓症、梗塞、側副循環による障害、ショック、血圧の異常、代表的疾患
  15-19 (9)代謝障害:脂質・糖質・タンパク質・核酸・無機物・色素の代謝障害、ビタミン過剰症・欠乏症
  20-22 (10)先天異常:染色体・遺伝子異常による疾患、先天性代謝異常症、胎児障害、奇形
  23-30 (11)腫瘍:良性・悪性腫瘍、上皮性・非上皮性腫瘍、浸潤、転移、異型度、分化度、悪性度、異形成、深達度、病期、宿主への影響、疫学、発生病理、代表的疾患
  31 定期試験
教科書

プリント配布
カラーで学べる病理学(ヌーヴェルヒロカワ)

参考図書等

ビジュアル微生物学(ヌーヴェルヒロカワ)
ルービン カラー基本病理学(西村書店)

評価指標

・定期試験の受験資格:履修登録をしている + 授業回数の2/3以上出席している
・定期試験の結果 100%で評価する。

関連科目

人間機能学Ⅰ~Ⅲ、人間病態学Ⅱ・Ⅲ、疾病・障害論Ⅰ~Ⅳ、臨床薬理学、公衆衛生学

教員から学生への
メッセージ

講義の復習を行い、確実に知識を身につけて下さい。

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