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シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 人間科学領域 / 社会の理解

家族社会学

Sociology of Family

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担当教員 三部 倫子
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標

医療・福祉の現場で、みなさんは様々な家族と出会います。自分の人生で身につけた常識や経験だけでは、自分と異なる家族を生きてきた人たちを深く理解することは困難です。家族社会学は自分の考え方を相対化し、他者を理解するのに役立つ学問です。この授業では、家族にまつわる基本的な概念を身につけた上で、具体的な事例から現代家族が直面している変化や課題について考えます。
<目標>
①家族に関する基本的概念を学ぶ。
②自らの経験を相対化できるようになる。
③現在の家族を取り巻く変化と課題を把握する。

授業計画・内容
  回   内容
  1

【PartⅠ家族社会学の基本をおさえる】

オリエンテーション

  2 日本社会の家族変動
  3 配偶者選択と結婚(木下2016:3章)
  4 家族の近代化と子育ての変容
  5 家族と介護
  6 【PartⅡ 家族の今について理解を深める】
離婚,再婚と子育て  
  7 成人した子どもと親との関係  
 8 多様化するパートナーシップと共同生活
  9 生殖補助医療と家族(木下2016:8章)
  10
少子化と子育て環境(木下2016:9章)
11

【PartⅢ 家族社会学の幅の広さに触れる】

家族とお金と愛情

  12 結婚差別問題と家族
  13 性の多様性からみる家族
  14 ポスト工業化社会への移行から考える家族と政治
  15 まとめ
教科書

メインは、永田夏来・松木洋人編著2017『入門・家族社会学』新泉社.

補足で下記の3章・8章・9章を使用。

木下謙治監修・園井ゆり・浅利宙編2016『第三版 家族社会学会―基礎と応用』九州大学出版会.

参考図書等

適宜、授業中に紹介します。

評価指標

レポート70% 提出物15% ディスカッション15%

関連科目

社会福祉論

教員から学生への
メッセージ

授業中にグループディスカッションを取り入れますので、積極的に参加してください。
毎回、その日の授業で学んだことや感想をコメントペーパーに書いて提出してもらいます。

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