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シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の実践

小児看護学実習Ⅰ

Child and Family Health Nursing:PracticumⅠ

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担当教員 西村 真実子
金谷 雅代
千原 裕香 
実務経験
開講年次 3年次前期 単位数 1単位 授業形態 実習
必修・選択 必修 時間数 45時間
学習目的・目標

目的:
乳幼児との関わりを通して、子どもの発達過程やその特徴、子どもの成長・発達や心理を考慮した関わりについて理解を深める。
目標:
1. 乳幼児の成長・発達、および各発達段階における乳幼児の特徴や生活の実際について説明できる。
2. 各発達段階の乳幼児の経験学習を深める関わりについて説明できる。
3. 保健に関する事項(歯磨き、水分補給等)について、子どもの発達や特徴を考慮して集団指導する経験をもち、子どもにわかりやすく説明するスキルを修得する。

授業計画・内容
  回   内容
 

1. 乳幼児を対象とし、保育施設で実習する。
2. 担当クラスの乳幼児の発達段階の一般的な成長・発達を事前に学習しておく。
3. 乳幼児と遊んだり世話をして関わりながら、乳幼児の反応を観察する。
4. 乳幼児同士の関わりや乳幼児と保育士の関わりを観察する。
5. 3~5歳の複数の幼児を対象に、テーマを決めて15~30分程度で保健に関する説明を行なう(集団指導)。
(1)幼児の発達状態に合わせ、その年代の子どもが理解できるよう様々な工夫を考え保健指導案を立てる。
(2)学内における事前指導やリハーサル、実習施設の指導者による個別指導を受けて実施する。
(3)時間帯やどのような設定で行なうかは、実習施設の指導者と相談して行なう。
7. 実習目的に関する学びがあった場面を実習記録に再構成し(場面の状況、乳幼児間や乳幼児・保育士・学生間の関わりを経時的に記述する)、学習内容を整理する。ノンバーバル・コミュニケーションについても注意深く記録する。
8. まとめのグループワーク;子どもの発達や特性、子どもへの関わり方に関して、疑問の残った場面や学びがあった場面、印象深かった場面を紹介し合い、疑問の解決や学びの共有を目的として意見交換し、これらについて理解を深める。

教科書
参考図書等

オリエンテーションで紹介

評価指標

1. 実習目的・目標についての学び・理解度(実習内容・実習記録より把握) 85%
3. 実習への積極的な取り組み、実習中・終了後の記録提出 15%

関連科目

小児看護学概論
小児看護方法論
小児看護学実習Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

実習を通して、各発達段階の子どもの生活を知り、子どもがさまざまな経験からいろいろなことを学びながら成長・発達していることを実感してほしい。自分の感性や経験、子どもの成長・発達に関する知識をフル稼働し、子ども同士のやりとり、子どもと大人(親・保育士など)とのやりとりをじっくり見たり、自分と子どもとのやりとりを注意深く振り返ろう。子どもの成長・発達にはどのような環境や関わりが重要であるかを考えていきましょう。

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