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シラバス(平成30年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 助産看護学領域 / 助産看護学分野

助産診断・技術特論演習Ⅱ(分娩期)

Midwifery diagnosis / technology special exercise Ⅱ (Delivery period)

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担当教員 亀田 幸枝、曽山 小織、米田 昌代、濵 耕子、長野 晴子、川久保 佳代、石田 美幸
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 4単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 選択 時間数 90時間
学習目的・目標
1 助産師が行う分娩期のケアの基本となる考え方を説明できる。
2 分娩期の対象の身体的、心理社会的変化と適応状態を診断し、正常経過を促すケアを立案できる。
3 分娩介助にかかわる基本的な助産技術、ケア技術、態度を修得できる。
4 正常からの逸脱状態を予測・判断し、対応について説明できる。
5 安全、安楽、満足な出産についての考えを述べることができる。
授業計画・内容
  回   内容   授業方法   担当
  1-2 ガイダンス、学習課題提示、分娩とは DVD視聴 亀田・曽山
  3-4

分娩期の助産診断に必要な知識、診断・アセスメント視点
助産師がおこなう分娩期のケア

講義 亀田
  5-16 分娩期の助産過程の展開 (PBL)  演習 亀田・曽山・長野
17-20

分娩期のフィジカルイグザミネーション
産婦の全身状態、胎児と分娩進行のアセスメント、分泌物・破水、分娩進行度、胎児の健康度

講義・演習 亀田・曽山
  21-28

分娩介助技術
分娩介助の意義と原理、分娩介助に伴う技術、胎児付属物の精査と計測 間接介助、ベビーキャッチ、出生直後の新生児のアセスメントとケア等含む

講義・演習 亀田・濵・米田・曽山
  29-30 フリースタイル分娩の介助と産痛緩和のケア 講義・演習 川久保・石田
亀田・曽山
  31-36 分娩期のシミュレーション学習 演習・討議

亀田・濵・米田・曽山・長野

  37-38

緊急帝王切開を受けた女性へのケア;帝王切開決定時~術後2日目まで
 術後の母乳育児支援、バースレビュー
 (シミュレーション学習)

演習・討議

米田・曽山

長野

  39-40 分娩介助技術 【自主学習】 演習 曽山
  41-42

産科手術、産科処置の介助とケア 
急速遂娩法(吸引分娩・鉗子分娩)、 分娩促進・分娩誘発、 無痛分娩、肩甲難産、骨盤位分娩

プレゼン・演習・討議 亀田・曽山
  43-44 分娩介助技術確認 演習 亀田・米田・濵・曽山
  45 定期試験    
教科書

助産師のためのフィジカルイグザミネーション:医学書院
産科診療ガイドライン-産科編2017-:日本産婦人科学会
病気がみえる vol.10 産科 改定第3版:MEDIC MEDICA
正常分娩の助産術:医学書院
写真でわかる助産技術:インターメディカ

参考図書等

助産師基礎教育テキスト5:日本看護協会出版会
助産師基礎教育テキスト7:日本看護協会出版会
「最新産科学 正常編」:文光堂
「最新産科学 異常編」:文光堂
分娩介助学:医学書院
「今日の助産」:南江堂
日本助産診断・実践研究会「実践マタニティ診断」:医学書院

評価指標

定期試験60%、演習・討議40%

関連科目

助産診断・技術特論演習Ⅰ(妊娠期)、助産診断・技術特論演習Ⅲ(産褥期・新生児期・乳幼児期)、助産診断・技術特論演習Ⅳ(ハイリスク)、助産実践実習Ⅰ、助産実践実習Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

PBLまでに分娩期の基礎的知識を学習しておきましょう。妊娠期からの連続性を考え、安全で満足な出産につながるよう知識、技術、態度を身につけていきましょう。

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