検索

シラバス(平成30年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

臨床薬理学

Clinical Pharmacology

印刷用PDF

担当教員 長谷川 昇
実務経験
開講年次 2年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

薬物の作用機序、作用点や薬効発現あるいは相互作用の要因となる吸収、分布、代謝、排泄などの薬理学的知識を習得できる。
さらに、主な疾患の成因・病態を理解し、薬による治療戦略(治療効果)、用いられる薬の作用機序と副作用、禁忌などの薬物治療学的知識を習得し、各薬物の効果的な使用方法(与薬方法)について対象者へ指示できる。
【看護師国家試験出題基準】必修問題:
12 薬物治療に伴う反応(A 主な薬物の作用と副作用、B 医薬品の安全対策)、疾病の成り立ちと回復の促進
3 疾病に対する医療(D 疾病に対する薬物療法、E 医療による健康被害)

授業計画・内容
  回   内容
  1 薬物の作用(薬の役割、法的分類)
  2 薬物の作用点、薬容量、剤形と投与経路
  3 薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)
  4-7
循環器障害と浮腫
1.  疾患の成因と病態
2.  心不全・利尿薬
3.  虚血性心疾患・不整脈・高血圧治療薬
  8-9
抗精神薬
1.  疾患の成因と病態
2.  抗精神薬
  10-11

感染症・免疫疾患
1.  疾患の成因と病態
2.  抗生物質

  12-13

内分泌疾患
1.  疾患の成因と病態
2.  糖尿病治療薬

  14-15

抗癌薬
1.  疾患の成因と病態
2.  抗癌薬

教科書

系統看護学講座 別巻 「臨床薬理学」医学書院

参考図書等

今日の治療薬2018 解説と便覧、南江堂

評価指標

期末試験50点、中間試験40点、ミニレポート10点

関連科目

人間機能学Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

人間機能学で学習した、「正常の人間の構造と機能」の知識と、人間病態学で学習した。「疾病の成り立ち」が基本となるので、よく復習しておくこと。問題提示―解決方式の講義を行い、レスポンスペーパーで質問を受け付ける。

HOME > シラバス(平成30年度) > 臨床薬理学