博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 老年看護学分野
老年看護演習Ⅰ(慢性期看護)
Advanced Seminar I in Gerontologica1 Nursing1
担当教員 | 川島 和代、牧野 智恵、北山 幸枝、直井 千津子、閨 利志子、田本 奈津恵、酒井 郁子、平松 和子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実務経験 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講年次 | 1年次後期 | 単位数 | 2単位 | 授業形態 | 講義・演習 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
必修・選択 | 選択 | 時間数 | 45時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習目的・目標 | 長期間の罹患経過のなかでセルフコントロールをしながら、代償機転が破綻した増悪期の高齢者に対し、キュアとケアの両方の視点から看護過程を展開して、高度な看護実践能力を養う。 ・ 慢性期疾患の高齢者と家族を理解するため、理論を学び、概念に基づいた看護の視点を持つ ・ 慢性疾患の進行と加齢変化から重複して生じるリスクと、高齢者の力を生かした生活の質の維持の両面から、新たな看護の方法を考えることができる ・ 慢性期に罹患した高齢者と家族の長期にわたるセルフケア能力と加齢による変化をアセスメントする事ができ、適切な看護目標が設定できる ・ 慢性期疾患に対する薬物治療を理解して、キュアとケアを統合させた生活の援助を学ぶ ・ 糖尿病の足病変におけるフットケア技術、摂食・嚥下機能障害のある高齢者への嚥下訓練など専門的な看護援助技術を身につける | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業計画・内容 |
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教科書 | 酒井郁子編:超リハ学-看護援助論からのアプローチ-、第1版、文光堂、2005 ミルトンメイヤロフ ケアの本質 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参考図書等 | 佐藤直子:専門看護制度-理論と実践、医学書院、1999 藤島一郎:脳卒中の摂食・嚥下障害 第2版、医歯薬出版、2000 瀬邦弘監修:せん妄-すぐに見つけてすぐに対応-、照林社、2002 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
評価指標 | 講義参加度 30%、プレゼンテーション 40%、課題の取り組み 30%、 *4段階評価:大変積極的、まあまあ、普通、余り積極的でない | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連科目 | 高齢者健康生活論、高齢者生活援助論、老化過程と病態、老年看護演習Ⅱ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教員から学生への メッセージ |
長い生活暦の中で、慢性疾患と共に、家族と共に生きてきた高齢者の背景に目を向けながら、老人CNSや研究者の講義と自分の実践経験とを結びつけ、より高度な捉え方、看護方法を身につけてほしい。 |