博士前期課程(修士) / 看護専門領域 / 子どもと家族の看護学分野
小児看護専門看護師機能実習Ⅱ
Clinical Practicum and Seminar for Advanced Nursing Practice for Child and Family II
担当教員 | 西村 真実子、金谷 雅代 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
実務経験 | |||||||||||||
開講年次 | 1年次後期・2年次前期 | 単位数 | 4単位 | 授業形態 | 実習 | ||||||||
必修・選択 | 選択 | 時間数 | 15時間 | ||||||||||
学習目的・目標 | 学習目的: 小児看護専門看護師実習Ⅱは、子どもと家族の看護学分野の講義科目、演習科目での学習事項を基盤とし、子育て支援や子どもの虐待予防に関する総合的な見識と専門的な実践能力を養う。また、支援過程においては多機関・多職種の連携・協働が行われていたり倫理的課題があるので、専門看護師の役割である「調整」」「倫理」の機能についても学ぶ。さらに、これらの経験を通して、子育て支援・虐待予防に関する看護職者等への「相談」能力や「教育」能力の習得もめざす。 学習目標: 以下の専門的能力の育成をめざす。 1)子どもの育ちや健康、特にこころの発達の流れと養育環境の重要性を深く理解し、対象となる子どもの成長・発達や健康および親子関係・家族関係、養育環境を理解しアセスメントするとともに、発達的アプローチを行う能力 2)育児困難・子ども虐待における関連要因および要因間の精神力動的な相互関係、子どもへの不適切な対応に悩む養育者の心理、虐待的養育環境にある子どもの心理を理解し、対象となる親子・家族に起こっている困難や虐待等について多角的に理解しアセスメントする能力 3)「育児不安・育児困難・虐待状況に悩む親」「虐待リスクのある親」「被虐待児」に気づく専門的感性と、彼らと安心・安全な関係づくりができる能力 4)虐待予防や子育て支援の相談・援助・ケア(治療的対応)を行う能力 5)多機関・多職種の専門家と真に敬意を払い合う関係を築き、看護や保健の視点を活かして連携し、チームアプローチを行う能力 6)育児不安・育児困難・虐待状況に悩む親あるいは虐待リスクのある親同士の仲間づくりに向けた適切なアプローチを行う能力 7)被虐待や不登校等、心理的外傷による問題を抱えている子どもの心情に寄り添い関わる能力 8)子ども・親・家族への必要なケアが円滑に提供される上で問題となる点や倫理的課題が生じた場合に多機関・多職種の専門家等の間の調整を行う能力 9)親子関係・子育ての問題のある事例について、上記の1)~8)の視点等でケア提供者(主に看護職者)に教育や相談を行う能力 10)親子関係・子育ての問題や虐待予防に関する教育活動・啓発活動を行う能力 | ||||||||||||
授業計画・内容 |
|
||||||||||||
教科書 | |||||||||||||
参考図書等 | 随時紹介する。 | ||||||||||||
評価指標 | 1 実習内容 30% 2 CNS機能の報告書、事例レポート 50% 3 実習姿勢・態度 20% | ||||||||||||
関連科目 | |||||||||||||
教員から学生への メッセージ |