学部 / 人間科学領域 / 環境の理解
人類生物学
Human Biology
担当教員 | 多久和典子 | ||||||||||||||||||||||
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実務経験 | |||||||||||||||||||||||
開講年次 | 1年次前期 | 単位数 | 1単位 | 授業形態 | 講義 | ||||||||||||||||||
必修・選択 | 選択 | 時間数 | 15時間 | ||||||||||||||||||||
学習目的・目標 | この科目では、ヒトの生命のしくみについて、分かりやすく、面白く学ぶことを目的とします。いのちの起源は?遺伝のしくみは?そして、30億年をかけ、誰がデザインしたのか、ほとんど奇跡といえる過程を経てできあがった形態と機能の調和。人体のいのちのしくみを正しく理解することは、さまざまな疾病の病態生理(どのようにして病気になり、その症状が生じるのか)を理解する基礎となります。また、どうしてその薬が効くのか、という疑問にも答えることが出来ます。生物学を履修していない学生はもとより、看護職プロフェッショナルをめざす人全員の受講をおすすめします。 | ||||||||||||||||||||||
授業計画・内容 |
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教科書 | 堺 章著「目でみるからだのメカニズム」 坂井建雄ほか著「解剖生理学」 | ||||||||||||||||||||||
参考図書等 | 講義資料:エッセンス カラー図解 人体の正常構造と機能 (日本医事新報社):美しいイラストでわかりやすく、広く読まれている 文系のための生命科学(羊土社):脳、がん、生命倫理についての章も設けられていて面白い カラー図解 大学生物学の教科書 第1巻 (講談社):米国の大学で使われている生物学の教科書抜粋 ギャノング生理学 (丸善) :米国の看護学部の教科書としても古くから定評が有る やさしい基礎生物学(羊土社):カラーイラストでわかりやすい | ||||||||||||||||||||||
評価指標 | 試験 100%で評価します。 | ||||||||||||||||||||||
関連科目 | 人間機能学I・II・III、疾病・障害論IA・IB・IIA・IIB・IIC | ||||||||||||||||||||||
教員から学生への メッセージ |
看護職プロフェッショナルをめざす皆さんにとって、遺伝のしくみや、ヒトの生命活動の基礎となる人体の構造と機能を正しく理解することは、1年次にやっておかなければならない必須事項です。 これなくして、今後、疾病・障害のなりたち(病態生理)、症状、治療法を理解することは出来ませんし、最善の看護を提供することはできません。生物のいのちの仕組み、なかんずく、人体の構造と機能は、生命現象を正常に遂行し、健康に活動するために、隅々にまで最適なしくみが内蔵されています。このすばらしさを知り、驚き、感動するところから始めましょう。本質的に重要なことを筋道だてて正しく理解しましょう。 |