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シラバス(平成27年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の実践

小児看護学実習Ⅰ

Child and Family Health Nursing:PracticumⅠ

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担当教員 西村 真実子
金谷 雅代
千原 裕香 
実務経験
開講年次 3年次前期 単位数 1単位 授業形態 実習
必修・選択 必修 時間数 45時間
学習目的・目標 目的: 乳幼児や小学校低学年の児童との関わりを通して、子どもの発達過程やその特徴、子どもの発達や心理を考慮した関わりについて理解を深める。 目標: 1. 乳幼児や小学校低学年の児童の成長・発達、特性、生活について理解を深める。 2. 乳幼児の経験学習を深める関わりについて学ぶ。 3. 小学校低学年の児童の成長・発達、特性に応じた関わりについて学ぶ。 4. 幼児後期や小学校低学年の児童に対する保健に関する事項をわかりやすく説明する方法を学ぶ。
授業計画・内容
内容

1. 乳幼児を対象にした保育施設実習と小学校低学年の児童を対象にした小学校実習のどちらかを選択して実習する。
2. 担当クラスの乳幼児または児童の標準的な成長・発達を事前に学習しておく。
3. 子どもと遊んだりして関わり、コミュニケーションをとるとともに、子ども同士の関わりを観察する。
4. 保育施設では、乳幼児のケア(世話)をするとともに、乳幼児の反応や保育士の関わりを観察する。
5. 小学校では、授業を参観し、児童への説明方法や進め方の工夫、児童の反応を観察するとともに学習活動に参加する。
6. 4~5歳の幼児または小学校1~2年生を対象に、テーマを決めて15~30分程度で、保健に関する説明を行なう。
 (1)子どもの注意を集中させるための工夫や、子どものそれぞれの発達状態を考え、その年代の子どもがわかるように
   様々な工夫をする。
 (2)学内における事前指導やリハーサル、実習施設の指導者による個別指導受けて実施する。
 (3)時間帯やどのような設定で行なうかは、指導者と相談のうえ行なう。
7. 実習目的に関し学びがあった場面を実習記録に再構成し(場面の状況、乳幼児間や乳幼児・保育士・学生間の関わりを経時的に記述する)、学習内容を整理する。ノンバーバル・コミュニケーションについても注意深く記録する。
8. まとめのグループワーク;子どもの発達や特性、子どもへの関わり方に関して、(1)疑問の残った場面、(2)学びがあった、または印象深かった場面を紹介し合い、(1)は疑問の解決(2)は学びの共有を目的として意見交換し、理解を深める。

教科書
参考図書等 田村通子他:これなら子どもを動かせる 保健指導とアイディア教材 第1巻~第5巻、東山書房、1998 その他 オリエンテーションで紹介
評価指標 1. 出席 10% 2. 実習内容・実習記録 75% 3. 実習態度・姿勢 15%
関連科目 小児看護学概論 小児看護方法論 小児看護学実習Ⅱ
教員から学生への
メッセージ
各発達段階の子どもは生活の中で何を感じ、考えているのか。また、どんなことを頑張り、どんなことができるのか。成長・発達状態に応じた子どもの経験学習を促すにはどのように関わるのがよいか等について、子どもと関わって考えよう。

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