学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

地域看護学概論

Introduction to Community Health Nursing

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担当教員

織田初江
曽根志穂

実務経験

開講年次

2年次前期

単位数

1単位

授業形態

講義

必修・選択

必修

時間数

15時間

学習目的・目標

【目的】　地域看護学の学問的理解のために、地域看護学の全体像を把握する。そのために、地　域看護学の基本理念と目的、地域における看護活動の対象、対象の健康課題の見出し方、　生活行動や社会情勢と関連付けた健康課題の解決方法を理解することを目的としている。　本概論は、後に続く地域看護学関連科目の基礎となる。【目標】１．社会・生活環境と健康問題の関わりについて、歴史的変遷とともに理解する。２．地域看護活動を実践する個別的・集団的アプローチの方法について理解する。３．一次･二次･三次予防に関わる地域看護活動の目的と方法を理解し、人々が　自らの健康問題を改善する能力を高めるために、看護職が支援することの意義　を説明できる。４．保健指導、健康相談、家庭訪問などの専門的技術について理解する。

授業計画・内容

回	内容
1	地域看護の理念と目的とその概念；　地域、コミュニティ、健康の概念、公衆衛生看護／一次・二次・三次予防に関わる地域看護実践の要素と特徴（織田）
2	日本の保健師活動と地域看護活動の歴史（織田）
3	地域看護の特性；　人々の生活と健康：日常生活、家族、地域の生活環境とそれに伴う健康課題の変遷（織田）
4	地域看護の活動の場と支援方法１；行政（織田）
5	地域看護の活動の場と支援方法２；産業、学校（織田）
6	個人・家族および集団・コミュニティへの支援と地域看護管理（危機管理を除く）　（織田）
7	地域看護における危機管理；災害看護を中心に（曽根）
8	まとめ及び試験（織田）

教科書

Essenntials 地域看護学第2版　医歯薬出版2012 奥山則子著者代表　：標準保健師講座･１地域看護学概論．医学書院2008. 中村裕美子著者代表：標準保健師講座･２地域看護技術．医学書院2009

参考図書等

公衆衛生看護学原論　公衆衛生看護学テキスト１、医歯薬出版2014 保健師業務要覧第2版、日本看護協会出版会2011 金川克子編著：最新保健学講座１「地域看護学総論１　地域の健康課題と地域看護学」（メヂカルフレンド社）2004．宮崎美砂子他編　　：最新地域看護学総論（日本看護協会出版会）2010. 国民衛生の動向（厚生統計協会）最新版

評価指標

定期試験　80％、課題レポート20％。　（ただし、出席および参加状況が２/３以上であることが原則）

シラバス（平成27年度）

地域看護学概論