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シラバス(平成26年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の実践

統合実習B

Integrative Practicum B (Continuing Nursing Care)

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担当教員 北山 幸枝
牧野 智恵
岩城 直子
村井 嘉子
川端 京子
寺井 梨恵子
松本 智里
実務経験
開講年次 4年次前期 単位数 1単位 授業形態 実習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標 【学習目的】 外来をはじめとする継続看護の実践から、人々の健康生活を支援する保健・医療・福祉体制の実際を理解し、チーム医療の中で看護師としてのメンバーシップを実践する能力を養う。 【学習目標】 1. 地域で生活する人々が、健康の保持・増進のために日常生活や社会生活をどのように調整しているかについて、受診行動やその背景を通して理解することができる。 2. 外来看護の実践を通して継続看護の現状および保健・医療・福祉体制を理解し、地域医療連携における看護の役割と機能を述べることができる。 3. 健康の保持・増進、治療、回復において、様々な役割・機能を担っている医療関係部門(者)の実践を通して、チーム医療を行う上での看護の独自な役割を述べることができる。 4. 継続して健康管理が必要な人々の保健・医療・福祉に対するニーズ、健康観や健康問題への対処方法を把握し、社会資源の活用方法や地域医療連携のあり方を述べることができる。
授業計画・内容
内容
 

1日目:ガイダンス、グループディスカッション、実習計画立案
退院後、地域で生活する人々の健康の保持・増進のために、どのような継続看護が必要かを考え、看護を実践する上でのチーム医療、地域医療連携、看護連携のあり方と機能について概要を知る。
各自、外来実習と部門実習の実習目的、内容を決定し、実習計画を立てる。
(部門:栄養指導部、放射線部、訪問看護部、内視鏡室、地域連携室、透析室、外来化学療法室、リハビリテーション室など)

 

2日目:実習計画立案、実習施設でのオリエンテーションおよび打合せ
継続して健康管理が必要な人々の保健・医療・福祉のニーズを把握するための視点を明らかにする。
文献検討やグループディスカッションを通し、各自の実習目的、目標をより明確にする。
各自の実習目的や内容に沿って、担当予定患者の情報収集等を行い、実習計画を立案する。

 

3、4日目(5、6日目):外来診療科および部門実習/文献レポート
外来看護実践を通して、継続して健康管理を必要とする人々が日常生活や社会生活をどのように調整しているかを理解し、継続看護の視点から看護を実践する能力を養う。
また、それに関わる多種多様な職種の役割を理解し、チーム医療を実践する上での能力を養う。

 

7日目:グループディスカッションおよび実習報告会
事前学習や実習を手がかりに、チーム医療を行う上での看護の役割と地域医療連携のあり方について学ぶ。

教科書
参考図書等
評価指標 実習を通した学び・実習への取り組み(態度・姿勢)40%、実習内容を踏まえた内容のレポート60% 実習・グループディスカッション・報告会への参加状況、実習中および実習終了後に提出するレポートの評価点を合わせて評価する。 ※ 実習のため出席状況の配点は大きい。
関連科目 成人看護学実習A 成人看護学実習B 老年看護学実習 在宅看護学実習 地域看護学実習
教員から学生への
メッセージ
4年間の既習内容、実習経験すべてを繋ぎ合わせる(=統合)実習です。 その日に出逢う外来患者とコミュニケーションをとりながら進める実習なので、自分自身の体調を万全に整えて、積極的に取り組んでください。

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