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シラバス(平成26年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 成人看護学分野

がん看護学実習Ⅰ

Advanced Nursing Practicum in Oncology Nursing Ⅰ

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担当教員 牧野智恵, 坂下智珠子
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 2単位 授業形態 実習
必修・選択 選択 時間数 60時間
学習目的・目標 《学習目的・目標》 学習目的:がんを専門とする医療施設におけるがん看護専門看護師の役割(実践、相談、調整、倫理調整、教育)の実際を学ぶ。 学習目標: 1. 治療期や終末期における、がん看護専門看護師としての直接ケアや、間接ケア、倫理調整のあり方を理解できる。 2. ケアの質の向上のために施設内でのがん看護専門看護師としてのスタッフへの教育的関わりについて理解できる。 3. 外来や病棟においてがん看護専門看護師の実施する相談・調整によってどのような成果が生じているか理解できる。 4. がん看護実践の発展に向けて、専門知識・技術の向上や開発を図るべき専門看護師の研究活動における役割について理解できる。
授業計画・内容

授   業   内   容

授業方法

担当

1

ガイダンス 実習の目的と進め方

1月下旬

2週間以上

北里大学病院において、がん看護専門看護師の指導のもとに実践、相談、調整・倫理調整、職員教育の実際に参画し、がん看護専門看護師の役割を理解する。ここでは、実際がん看護専門看護師の活動への参加・見学を行い、各自が専門看護師の役割について理解を深める。

 

1.実習内容

1)がん看護専門看護師の活動の実際を学ぶ

*がん専門の医療施設において、がん看護専門看護師による直接的な実際の活動に2週間以上実習し、その役割を体験することを通して専門看護師の役割について学ぶ

 

(1) 専門看護師として高度な専門知識と介入技術が臨床場面でどのように応用されているのかを理解し、がん看護専門看護師としての役割開発について学ぶ

(2) がん看護の質の向上のために、地域・組織・看護チームにどのように働きかけの工夫を行っているのか理解する

 

2)院内におけるがん看護専門看護師の活動が患者、スタッフ、多職種さらには、組織の発展にどのような影響を与えているかを学ぶ。

※実習方法は「実習要項」参照

 

2.カンファレス

カンファレンスは、1週目と実習最終日に、大学院教員と臨床実習指導者(がん看護専門看護師)の出席のもと行う。

 

3.記録

実習終了1週間以内に、専門看護師の役割内容に沿って学びと今後の各自の課題をふまえて記述し提出する。

学生の実習計画に基づいて実習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牧野

坂下

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教科書 これまでの学習において使用した著書や文献を各自で効果的に活用する。さらに、関連著書や論文の検索を各学生で積極的におこなうことは、実習の準備・進行・総括に効果的である。
参考図書等
評価指標 準備状況と実習への取り組み(20%)、カンファレンス時の発表・質疑応答内容(40%)、看護実践、教育、相談、調整について記録(40%)によって評価する。
関連科目 がん看護実習Ⅱ.Ⅲ
教員から学生への
メッセージ
 OCNSになる上で、有用な実習ができるよう、事前学習を十分に行い、積極的な実習を行ってほしい。  実習において、指導者や病棟看護師およびその他の医療従事者への積極的な関わりは、各自の交渉力を養う上でも重要な内容となると期待しています。

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