博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 老年看護学分野
老年看護演習Ⅱ(認知症看護)
Advanced Seminar Ⅱ in Gerontologica1 Nursing
担当教員 | 高山 成子 久米 真代 遠藤 英俊(国立長寿医療研究センター 医師) |
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実務経験 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講年次 | 1年次後期 | 単位数 | 2単位 | 授業形態 | 講義・演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
必修・選択 | 選択 | 時間数 | 45時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習目的・目標 | 《学習目的・目標》 認知症の機序と治療方法、診断技術を理解し、重症度とBPSDのアセスメント能力を身につけて、認知症高齢者と家族の生活障害と心理的苦悩の理解に基づいた、高度で、専門的な生活への看護実践ができる。 ・ 認知症の疾患、重症度、BPSDのアセスメント方法が説明でき、実施できる ・ 認知症の治療と薬物治療について理解できる ・ 認知症高齢者の生活アセスメントができ、その判断をリスクマネジメント、自立した生活援助に結びつけた看護が説明できる ・ 幅広いニードを有する認知症高齢者と家族の支援について、医療、保健、福祉の多方面の支援の必要性が説明できる ・ 医療現場において治療を要する複雑な問題を有する認知症高齢者に対するキュアとケアを統合した専門的で高度なケア実践を考えることができる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業計画・内容 |
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教科書 | 改訂最新老年看護学 看護協会出版会 2011 改訂認知症の人の看護 医歯薬出版 2012 高齢者のための知的機能検査の手引き、第1版、ワールドプランニング、1991 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参考図書等 | 野嶋佐由美監訳:家族看護学 理論とアセスメント、第1版、へるす出版、1993 篠田道子著:高齢社会に求められるケアマネジメントサービス、第1版、医学書院、2003 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
評価指標 | プレゼンテーション(疾患、認知症者の手記) 60% レポート(フィールド演習、認知症高齢者の課題) 40% *4段階評価:大変積極的、まあまあ、普通、余り積極的でない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連科目 | 老年看護演習Ⅰ 老年看護演習Ⅲ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教員から学生への メッセージ |
国家挙げての問題である認知症高齢者を支える看護師の役割を明確にし、拡大してゆくことがCNSの役割りです。認知症の看護においては、診断を含めた認知症の経過の中で、適切な看護を提供できる実践力が基本です。そのうえで、制度の意味を理解し、地域高齢者、地域力の理解を深め、改革する力を身につけてください。 |