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シラバス(平成26年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

小児看護方法論

Parents and Child Nursing

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担当教員 西村 真実子
東 雅代
千原 裕香
実務経験
開講年次 3年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 必修 時間数 45時間
学習目的・目標 目的:健康障害や健康問題を抱える「子どもとその家族」の心身の状態と看護について学ぶ。 目標: 1)病気や入院が子どもとその家族に与える影響とその看護について理解する。 2)小児期に特有の健康障害を病期別にとらえ、各病期にある子どもとその家族への看護の特徴について理解する。 3)子どもを対象とした看護技術を習得する。 4)病気をもつ子どもとその家族に対して紙上で看護過程を展開し、看護を行うときの考え方・手順を理解するとともに、クリティカル・シンキングの能力を育む。
授業計画・内容
内容
1 ガイダンス、小児看護学実習Ⅰオリエンテーション
2 小学校における子どもの健康問題、養護教諭の職務、保健学習における指導案の作成
3 幼児・学童集団への保健指導案の学生間での検討(互いの指導案にアドバイス)(小児看護学実習Ⅰの準備)
4 幼児・学童集団への保健指導案のグループ&個別指導および指導案の修正(小児看護学実習Ⅰの準備)
5 小児看護学実習Ⅰ現場事前指導
6 幼児・学童集団への保健指導案の予行演習(リハーサル)(小児看護学実習Ⅰの準備)
7 病気や入院が子どもと家族に与える影響と看護
8 健康障害の病期別の子どもと家族への看護Ⅰ
1)慢性的な経過をたどる疾患の特徴と治療、病気による子どもと家族の生活の変化、子どもの発達とセルフケア獲得への援助、地域との連携・調整
2)慢性期にある子どもとその家族:「1型糖尿病」と生涯付き合う
9 健康障害の病期別の子どもと家族への看護Ⅱ
3)慢性期にある子どもとその家族:成長に伴い改善していく可能性のある「小児喘息」
10 健康障害の病期別の子どもと家族への看護Ⅲ
4)慢性期にある子どもへとその家族:先天性心疾患
5)周手術期における子どもとその家族
11 健康障害の病期別の子どもと家族への看護Ⅳ
6)慢性期および終末期にある子どもとその家族:小児がん
12 低出生体重児とその家族への看護
13 発達に問題がある子どもとその家族への看護
14 子どもを対象として看護技術-計測、与薬、バイタルサインズ測定等-
15-22

 1.小児看護における看護過程の展開: 紙上事例を通して(グループ演習)
 2.子どもを対象とした看護技術(演習)

教科書 松尾宣武、濱中喜代編:新体系看護学31 小児看護学2 健康障害をもつ小児の看護、メデカルフレンド社、2007
参考図書等 山元恵子監修:写真でわかる小児看護技術、インターメディカ、2006 鴨下重彦監修:子どもの病気の地図帳、講談社、2002
評価指標 1 出席状況 2 試験(70%) 3 演習のレポート(30%)
関連科目 疾病・障害論Ⅳ(母子) 小児看護学概論 小児看護学実習Ⅰ 小児看護学実習Ⅱ
教員から学生への
メッセージ
病児とその家族への看護の基本項目と課題について考えていきたいと思います。また、小児看護学実習Ⅰ(保育施設・小学校での実習)の事前準備や、小児看護技術の学内演習、紙上患児の看護過程展開演習も含まれています。

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