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シラバス(平成26年度)

Syllabus

学部 / 人間科学領域 / 環境の理解

人間工学

Ergonomics

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担当教員 小林 宏光
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標 疲労、作業能力、人間-機械系などの人間工学の基礎的な概念を教授し、これらの概念を通じ介護器具、ヒューマンエラー、交代制勤務などの看護現場での諸問題についての理解を深める。
授業計画・内容
内容
1 ●人間工学とは?
 人間工学という学問ができた経緯、その扱う領域、また看護学との関係について
2 ●人体寸法
 人体寸法と機器・道具との関係
3 ●生体リズム(1)
 人間の生理機能の慨日周期(サーカディアンリズム)について
4 ●生体リズム(2)
 時差ぼけ、同調作用、交替勤務などについて
5 ●睡 眠(1)
 睡眠PSGによる睡眠段階評価方法
6 ●睡 眠(2)
 徐波睡眠とREM睡眠、睡眠周期など
7 ●睡 眠(3)
 高齢者の睡眠の特徴、運動や生活習慣と睡眠の関係など
8 ●温熱環境(1)
 人間の体温調節機能の基礎について
9 ●温熱環境(2)
 高齢者や乳幼児の体温調節
10 ●温熱環境(3)
 室内空調や被服の温熱的特性について
11 ●温熱環境(4)
 体感温度指標について
12 ●入浴
 入浴事故の実態、原因、またその対策など
13 ●道具と人間(1)
 モノと人間との関わり、ヒューマンインタフェイス設計について
14 ●道具と人間(2)
 フールプルーフ設計、フェイルセイフ設計、冗長なシステムの安全性などについて
15 ●総括
教科書 適宜プリント等を配布
参考図書等
評価指標 定期試験100%
関連科目 生理人類学
教員から学生への
メッセージ
人間工学は看護学そのものではありませんが、どの項目も看護現場の諸問題と密接に関連した内容です。

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