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シラバス(平成26年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 共通科目 / 共通科目

フィジカル アセスメント

Physical Assessment

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担当教員 多久和典子
山内 豊明
中田 弘子
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標 《学習目的》  さまざまな健康問題を持った対象の身体の状態について、自信の五感と簡単な診察器具を用いて最大限の他覚所見を得、病態整理の知識を統合して正しくアセスメントし、これに基づいて最善のケアを提供できる能力を獲得する。 《学習目標》 ・学生相互の身体を用いて、全身をもれなく系統的に診察する技能を習得する。 ・体表からみて、頚部・胸部・腹部の臓器・器官が体内のどこにどのように存在しているか(体表から識別できるランドマークとの位置関係)、視診・聴診・打診・触診・神経学的診察でどのような所見が得られたら正常あるいは異常 と診断できるノかを説明できる。逆に、ある病態の存在によりどのような身体所見が視察できるかを説明できる。 ・シミュレータを用いて、異常心音、心雑音、さまざまな異常呼吸音、グル音の異常などの所見を固定し、その由来するところの病態整理を説明することができる。 ・バイタルサインを含めて、さまざまな異常所見からどんな病態が存在するかを推理し、必要な対処とケアを判断することができる。 ・各種の臨床検査の意義を理解し、異常値を身体所見と統合してアセスメントできる。
授業計画・内容

回数

授   業   内   容

授業方法

担 当

1

フィジカルアセスメントの意義/概念と構造
様々な臨床場面をふまえたヘルスアセスメントの実際

 

講義

 

山内

2

呼吸系のフィジカルアセスメント(1):異常呼吸音・正常呼吸音、呼吸音聴診の総合評価

講義・演習

山内

3

循環系のフィジカルアセスメント(1) : 心音・心雑音、心不全

講義・演習

山内

4

循環系のフィジカルアセスメント(2):心不全、循環系総合評価

講義・演習

山内

5

消化器系のフィジカルアセスメント

講義・演習

山内

6

脳・神経系と運動器のフィジカルアセスメント(1): 総論、意識障害、高次脳機能

講義・演習

山内

7

脳・神経系と運動器のフィジカルアセスメント(2):脳神経・感覚系

講義・演習

山内

8

脳・神経系と運動器のフィジカルアセスメント(3):運動系(反射、ROM、MMT)

講義・演習

山内

9

腎泌尿器系のフィジカルアセスメント

講義・演習

山内

 

10~11

 

全身のフィジカルアセスメント:頭頚部、胸部、腹部、腎・尿路系・四肢のフィジカルアセスメントと神経学的診察

講義・演習

多久和

12

身体所見と心電図所見のアセスメント

講義・討議

多久和

 13

身体所見・臨床検査所見を総合したアセスメント

講義・討議

多久和

14~15

医療面接・フィジカルアセスメントに基づいて推論する病態と診断・治療について各看護の専門分野における活用について討議.試験

講義・討議

多久和

中田

教科書 『フィジカアルアセスメントガイドブック第2版』(医学書院) :身体所見からの臨床診断(羊土社):自学自習用視覚教材’(山内豊明教授のフィジカルアセスメントシリーズ等 図書館収蔵)
参考図書等 『病態生理学 ナーシンググラフィカ疾病の成り立ち①』(メディカ出版)
評価指標 出席 30% 実技 30% 討議・試験 40%
関連科目
教員から学生への
メッセージ
正常な人体の構造と機能の理解、様々な病態の理解、そしてトレーニングの上に、フィジカルアセスメントの判断が可能となります。 初心にもどって確実な知識と技能を獲得する。

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