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シラバス(令和5年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 助産看護学領域 / 助産看護学分野

助産診断・技術特論演習Ⅰ(概論・妊娠期)

Midwifery diagnosis /technology special exercise Ⅰ (Introduction・Pregnancy period)

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担当教員 米田 昌代、亀田 幸枝、濵 耕子、曽山 小織、河合美佳、野沢ゆり乃、
平吹 信弥
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 3単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 選択 時間数 60時間
学習目的・目標
1 ケアの対象となる人々を理解するうえで必要な概念、考え方を説明できる。
2 助産診断の意義と考え方、マタニティサイクル各期における診断・アセスメント視点を説明できる。
3 妊娠期の対象の身体的、心理社会的変化と適応状態を診断し、助産ケアを立案できる。
4 妊娠期にかかわる基礎助産技術、態度を修得できる。
5 ME機器を利用した母児管理の技法について説明できる。
授業計画・内容
  回   内容   授業方法   担当
  1-3

ガイダンス

助産診断・技術学の概念、助産診断の定義・意義・範囲・診断類型・過程

助産師が行うケア

対象理解とケア論の考え方、対象の見方、女性の意思決定を支えるしくみ

Women-centered care、Family-centered care

講義

講義

講義

米田 ・亀田・濵

亀田

亀田

  4 妊娠期の助産診断に必要な知識、診断・アセスメント視点 講義 米田
  5-14 妊娠期の助産過程の展開;妊婦健康診査 (PBL) 演習 米田・河合・野沢
15-20

妊娠期のフィジカルイグザミネーション

 問診、身体計測・骨盤計測(解剖含む)

 頭部・頸部胸部、四肢

 腹部(視診・触診・聴診・胎児心拍モニタリング等)、生殖器(スメア含む)

講義・演習

米田・河合・野沢

21-26 妊婦健康診査のシミュレーション学習 演習・討議 米田・河合・野沢
27-30

産科ME機器の検査技術と診断 

 超音波診断装置

 胎児心拍モニタリングの判読と対応

講義・演習

米田・河合・野沢

平吹・米田

   定期試験    
教科書

助産学講座5 助産診断・技術学Ⅰ:医学書院
助産師基礎教育テキスト4・7:日本看護協会出版会
助産外来の健診技術 根拠にもとづく診察とセルフケア指導:医学書院
助産師のためのフィジカルイグザミネーション:医学書院
新版 助産師業務要覧 第3版  [Ⅱ 実践編 ]:日本看護協会出版会
産科診療ガイドライン-産科編2017-:日本産婦人科学会
病気がみえる vol.10 産科 改定第3版:MEDIC MEDICA 

参考図書等

助産学講座 基礎助産学[1] 助産学概論:医学書院
最新産科学 正常編:文光堂
最新産科学 異常編:文光堂
今日の助産:南江堂
助産師と研修医のための産科超音波検査:診断と治療社
臨床助産テキスト 妊娠:メディカ出版
図説CTGテキスト−助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)®レベルIII認証CTG必須研修対応テキスト:メヂカルビュー社

評価指標

定期試験60%、演習・討議40%

関連科目

助産学概論、助産診断・技術特論演習Ⅱ(分娩期)、助産診断・技術特論演習Ⅲ(産褥期・新生児期・乳幼児期)、助産診断・技術特論演習Ⅳ(ハイリスク妊産婦)
助産実践実習Ⅰ(正常・継続)、助産実践実習Ⅱ(ハイリスク・継続)

教員から学生への
メッセージ

PBLが始まるまでに妊娠期の基礎的知識を学習しておきましょう。
臨床でよく遭遇する場面をイメージしながら、必要な知識、技術、態度を身につけていきましょう。

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