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シラバス(令和5年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 共通科目 / 共通科目

看護福祉政策論

Nursing and Social Welfare Politics and Policy

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担当教員 米澤洋美、三部倫子、酒井明子、塚田久恵、金子紀子
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標

《学習目的》
保健・医療・福祉政策および看護政策の現状と課題に対して、地域、企業、NPO、家族、ボランティアなど多様な社会集団の相互作用の中で、人びとの健康生活、地域社会に貢献する看護の政策的働きかけの方法を教授する。
《学習目標》

1. 保健・医療・福祉政策および看護政策の現状と課題を理解する。
2. 我が国の保健・医療・福祉政策および看護政策における看護職の役割・機能について検討する。
3. 看護職として法律・制度・組織を活用する方法、情報収集と分析、課題の明確化と立案、政策の提言、立法化までの政策形成過程について修得する。
4. 地域、企業、NPO、家族、ボランテイアなど多様な社会集団の相互作用を活かした、看護の政策的働きかけの方法を理解する。
授業計画・内容
  回   内容   授業方法 担当
  1 オリエンテーション 講義 米澤
  2 我が国の社会保障制度の概要 講義 三部
  3 我が国の社会保障制度と政策過程 講義 三部
  4 母子保健福祉政策と看護の政策的働きかけ 講義 金子
  5 成人保健福祉施策と看護の政策的働きかけ 講義 塚田
  6

高齢者保健福祉政策と看護の政策的働きかけ

講義 米澤
 7

障がい者保健福祉政策と看護の政策的働きかけ

講義 米澤
  8

災害保健福祉活動と看護の政策的働きかけ

講義 酒井
  9~14

3~8回で学んだ看護福祉政策を実践する現場へ出向き、実践現場の見学や職員との意見交換により体験的に学ぶ。訪問する現場は開講時に提示する選択肢の中から選び、半日を単位として訪問する。

 

高齢者を対象とするNPO法人
障害者相談施設
地域包括支援センター
児童保護施設
看護職能団体
特定行為研修施設    等
演習

米澤

 

塚田

 

金子

  15 看護福祉政策の現状と課題(1) プレゼン

米澤

 

塚田

 

金子

  16 看護福祉政策の現状と課題(2) プレゼン
教科書

見藤隆子他:看護職者のための政策過程入門、日本看護協会出版会、2007
その他文献等、適宜配布する。

参考図書等

日本看護協会編:日本看護協会の政策提言活動、日本看護協会出版会、2010
Ann McDonald(原著)、杉本敏夫(翻訳):高齢者福祉とソーシャルワークー現代的な課題.晃洋書房、2003
佐藤久夫、小澤 温:障害者福祉の世界 第4版(有斐閣アルマ)、2013

評価指標

課題発表と討論への参加状況50%、レポート内容50%により、総合的に評価する。

関連科目
教員から学生への
メッセージ

我が国の保健・医療・福祉および看護の制度・政策の理解ばかりでなく、そこでの看護の政策的働きかけをどうしていくのか、どうしていくべきなのかについて検討していきましょう。

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