博士前期課程(修士) / 共通科目 / 共通科目
コンサルテーション論
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担当教員 | 美濃 由紀子、松田 幸久、武山 雅志 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実務経験 | 実務経験として、コンサルテーションや心理学に携わった経験のある教員が担当する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講年次 | 1年次前期 | 単位数 | 2単位 | 授業形態 | 講義・演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
必修・選択 | 選択 | 時間数 | 30時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習目的・目標 |
1.コンサルタント(相談員)もコンサルテイ(相談者)も専門職として対等の立場で、対象者である患者・要介護者の最善の利益となるよう、協同して問題の解決や改善に取り組むが、そのための技術や理論、対象者を取り巻く人的・物理的環境の査定方法、医療・保健領域における多様な職種間の連携やチームワークのあり方、チームアプローチの必要性、看護職等のケア提供者の職業的アイデンテイテイーの強化などについて論じる。また、看護におけるコンサルテーションについて事例を用いて、具体的に考察する。これらの学習を通して、専門職としての相談、調整、指導、倫理の機能を果たす基盤を養う。 2.対人関係論と集団力動論の視点と方法論に則った看護事例検討会への参加とその振り返りを通じて、事例分析や看護評価の方法とその理論的背景、並びにグループによるスーパービジョン、コンサルテーションの実際を体験すると共に、個別のスーパービジョン、コンサルテーション、相談面接の理論と方法について習得する。 1) 臨床事例を援助対象者の精神的な健康状態、看護者と援助対象者の対人関係、臨床状況等の総合的な視野から把握できる力を養う。 2)事例検討会の場に生じている集団力動を自覚しながら、自分の持ち味に相応しい役割をとることができる。 3)事例検討会の体験を自分自身の担っている患者援助や、現場の看護師への援助に生かすことができる。 |
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授業計画・内容 |
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教科書 |
授業内容に応じた資料を随時紹介・配布する。 |
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参考図書等 |
宮本眞巳:看護場面の再構成 改訂版、日本看護協会出版会、2019 |
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評価指標 |
課題への取り組み、討議への参加・貢献度、プレゼンテーション、レポート等で評価する。 |
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関連科目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教員から学生への メッセージ |
社会において専門職として確立していくために欠かせない技術としてコンサルテーションを一緒に考え、スキル獲得を目指していきたいと思います。
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