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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の実践

在宅看護学実習

Practicum:Home Care Nursing

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担当教員 桜井志保美、日髙未希恵、山路朋子、牛村春奈
実務経験
開講年次 4年次前期 単位数 2単位 授業形態 実習
必修・選択 必修 時間数 90時間
学習目的・目標

【目的】
1. 地域で生活している在宅療養者・要介護者・その可能性のある者とその家族への理解を深める。
2. 地域の保健・医療・福祉サービス機関と連携しながら、対象に応じた看護を実践するための能力と態度を養う。
【目標】
1. 地域で生活している対象の特性を理解し、家族全体を統合して捉えることができる。
2. 地域で生活している対象の特性に応じた援助方法を学ぶ。
3. 対象が生活している地域のケアシステムや、保健・医療・福祉領域の社会資源について理解を深め、関係機関・職種と連携・協力して必要な看護を実践する方法を学ぶ。
4. 対象が地域で生活し続けるための在宅看護のあり方とケアシステムや社会資源について考察する。

授業計画・内容
  回   内容
  1. 訪問看護ステーション1週間、及び地域包括支援センター/居宅介護支援事業所等1週間の実習を行う。
2. 訪問看護ステーションでは訪問事例を数事例経験し、そのうち1事例は継続事例とする。訪問事例を通して対象の理解を深め、対象の生活の場や状況に応じた援助方法を学ぶ。継続事例について看護過程を展開する。
3. 地域包括支援センター/居宅介護支援事業所等では相談・調整・訪問活動等の見学を通して対象の理解を深め、対象の特性に応じた援助方法を学ぶ。
4. 各施設の機能と役割を学ぶとともに、地域で生活する対象を支えるための社会資源やケアシステムについて理解する。ケアシステムにおける関連機関・職種の連携の実際とそれぞれの果たす役割を理解する。
5. 実習中のカンファレンス、報告会等を通じて学習体験を共有し、学びを深める。
6. 実習後に下記の2点の課題についてレポートとしてまとめ、学習したことを整理する。
(1)地域で生活している対象の特性をふまえた在宅における看護のあり方について
(2)対象が地域で生活できるためのケアシステム・社会資源および関係機関・職種の連携のあり方について
教科書
参考図書等

参考図書・関連文献は実習開始前及び適宜紹介する。

評価指標

実習時間の2/3以上出席することにより、評価の対象とする。
実習目標の達成状況 42%
最終レポート 10%
実習状況(実習指導者からの評価)及び実習態度 35%
全ての実習記録物提出状況(最終レポート含む) 13%

関連科目

既習の在宅看護学関連科目、既習の看護専門科目(看護の基本、看護援助の方法、看護の実践)

教員から学生への
メッセージ

在宅看護学実習の対象者は小児から高齢者まで幅広く、疾患もさまざまです。対象者の家族や取り巻く環境や地域も看護の対象となります。病院や施設における実習で学んだ知識・技術を最大限に活用し、在宅療養生活を援助する看護について学びを深めてゆきましょう。
また、在宅看護学実習NOTEを活用して事前学習を十分に行い実習に臨むことにより、実習内容が身につきやすくなります。

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