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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

成人・老年看護方法論演習Ⅱ

Practice:Adult and Gerontological Nursing Ⅱ

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担当教員 中道淳子、紺家千津子、臺 美佐子、松本勝、松本智里、大西陽子、額奈々、今方裕子、瀧澤理穂、大橋史弥
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院勤務経験がある。
開講年次 3年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

目的:
紙上事例から、老年期(一部成人期を含む)に起こり易い健康問題のアセスメント、看護援助計画・立案の知識・技術を習得し、看護過程が展開できる能力を養う。
目標:
1.ヘルスケア・アセスメントの技法について習得する。
2.紙上事例中に提示された事実から、看護に必要な事実を選び出し、部分的・断片的な情報の意味を考え関連づけて、対象であるその人全体の中に位置づけることができる。
3.高齢者(一部成人)が健康的に生きていくための視点をもって、看護の方向性・援助計画を立案できる。
4.対象にあわせたケアの手順書を作成することができる。

授業計画・内容
  回   内容
  1-2

ガイダンス 老年看護における看護過程の展開
【演習1-1】看護過程の展開:脳血管障害による片麻痺の患者への看護(事例提示)

  3-4 【演習1-2】看護過程の展開:脳血管障害による片麻痺の患者への看護(展開の具体的な方法)
  5

【演習2】脳血管障害による片麻痺の患者への看護
運動・排泄機能障害:移動・移乗動作の援助

  6-9

【演習3-1】看護過程の展開:(グループワーク)認知症があり介護老人保健施設で療養する高齢者(一部成人)への看護
事例提示・情報の整理、病態の押さえ、全体像看護の方向性、看護計画立案

  10

【演習3】看護過程の展開:(グループワーク)認知症があり介護老人保健施設で療養する高齢者(一部成人)への看護
発表・全体討議・まとめ

 11-12

【演習4】(グループワーク)認知症があり介護老人保健施設で療養する高齢者(一部成人)への看護
ケア計画立案、手順書作成【演習5】【演習6】

 13-14

【演習5】足浴・フットケア
【演習6】認知機能障害への非薬物療法

  15

高齢者の意思決定支援
・高齢者とのコミュニケーションについてプロセスレコードを用いて考える

教科書

系統看護学講座:成人看護学総論、医学書院
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学2~11
水谷信子他編、最新 老年看護学、第4版、日本看護協会出版会、2023.

参考図書等

疾病・障害で使用したテキスト
看護学大辞典6版(電子版)メヂカルフレンド社

評価指標

レポート課題80%、筆記試験20%
*講義、グループワークの時間数の2/3以上の出席がなければ、試験は受験できず、評価の対象にはならない。
*授業態度において、事前課題に取り組んでいない場合や、遅刻等の場合、減点の対象とする。

関連科目

本科目の履修条件は、基本的に成人看護学概論、成人看護方法論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、老年看護学概論、老年看護方法論Ⅰ・Ⅱを履修し、単位認定されていることとする。
関連科目:成人看護学概論、老年看護学概論、成人看護方法論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、老年看護方法論Ⅰ・Ⅱ、成人・老年看護方法論演習Ⅰ・Ⅱ、成人・老年看護学実習(急性期)、成人・老年看護学実習(慢性期)、解剖生理学/演習、代謝と栄養、疾病・障害論Ⅰ~ⅡC、フィジカルアセスメントⅠ・Ⅱ、薬理学など

教員から学生への
メッセージ

高齢者(一部,成人)への看護援助技術を展開することは、自立と依存の関係に目を向けることです。
この単元を習得し、自分の知識と関心を高齢者(一部,成人)に表現する技を身につけていきましょう。

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