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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護援助の方法

老年看護学概論

Introduction to Gerontological Nursing

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担当教員 中道淳子、大橋史弥
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院勤務経験がある。
開講年次 2年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 15時間
学習目的・目標

高齢期に特徴的な発達課題と健康問題について身体的、心理・社会的な側面から高齢者を理解して、生活を支援する老年看護の役割の重要性を理解する。
また、健康な高齢者とのふれあいを通して、高齢者の暮らしぶりや健康への配慮の仕方、生き方の多様性と高齢者のパワーについて高齢者のヘルスプロモーションの視点から教授する。

授業計画・内容
  回   学習視点   項目 担当
  1 老年看護学の概要 老年看護の講義ガイダンス.
社会学的・人口指標から見た高齢者の動向、支援サービス
老年看護の歴史、社会の高齢者観
これからの高齢者の自立した生き方を支援する看護
川島
  2 加齢による身体的変化 加齢変化と看護.視力・聴力の変化 川島
  3 加齢変化と看護.脱水、薬物動態 川島
  4 社会学的、社会・心理的視点から見た高齢者 老年期の発達課題・・・自分史を語ってもらう意味
エリクソンのライフサイクルからみた高齢者の社会・心理的特徴
川島
  5 高齢者虐待とノーマライゼーション思想
人生最終段階を生きる人への医療とケア
川島
  6 高齢者とのふれあいの中から、高齢者の身体的・心理的特徴と持てる力を理解する グループワークの説明「地域の高齢者との語らい」
グループ別目標設定:文献学習:提出

川島

  7-8 「地域高齢者との語らい」とグループワーク(まとめ発表)

川島
中道

教科書

水谷信子編:最新老年看護学、第4版、日本看護協会出版会、2023.

参考図書等
評価指標

筆記試験60%(60点)
グループワーク25%「語らい」のグループワーク参加度・資料作成(10点)、「語らい」積極度(5点)、発表(10点)
レポート15%(レポート課題15点)

関連科目

看護学概論、疾病障害論Ⅰ・Ⅱ、成人看護概論、老年看護方法論Ⅰ・Ⅱ、認知症ケア論

教員から学生への
メッセージ

人生100年時代を迎えました。”自分らしく人生を全うしたい”を支える老年看護とは何か、自らの頭で考えて下さい。私達にもまだ答えは見えません。

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