検索

シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の基本

フィジカルアセスメント

Physical Assessment

印刷用PDF

担当教員 南條裕子、岩佐和夫、寺井梨恵子、瀬戸清華、千田明日香、石川倫子
実務経験 複数の教員が担当しており、全員に病院勤務経験がある。
開講年次 1年次後期 単位数 1単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 必修 時間数 30時間
学習目的・目標

【学修目的】
看護におけるフィジカルアセスメントの概念と目的を理解し、対象に適したフィジカルイクザミネーションを実践し、その測定値の正常・異常の判断ができる力を身につける。

【学修目標】
1.看護におけるフィジカルアセスメントの概念と目的、必要性を理解できる。
2.対象の体温測定・脈拍測定・呼吸測定・血圧測定の必要性を理解し、適した方法を選択し実施できる。
3.全身および系統別フィジカルアセスメントを理解できる。
4.全身のフィジカルイクザミネーションを実施できる。

授業計画・内容
  回   内容
  1

1.フィジカルアセスメントとは
1)フィジカルアセスメントとフィジカルイクザミネーションとヘルスアセスメントとの関係
2)看護におけるフィジカルアセスメントの意味
2.フィジカルアセスメントに必要な基本技術 
1)全体的思考と分析的思考
2)問診・聴診・打診・触診・視診

  2

3.体温・脈拍・呼吸に関するフィジカルアセスメント
1)体温測定
(1)体温とは
(2)体温の正常と異常の判断
(3)体温測定の方法
2)脈拍測定
(1)脈拍とは
(2)脈拍の正常と異常の判断
(3)脈拍測定の方法
3)呼吸測定
(1)呼吸とは
(2)呼吸の正常と異常の判断
(3)呼吸の測定方法

  3・4

4.体温測定・脈拍測定・呼吸測定の実際   -事例を通してー

  5

5.血圧測定の方法
1)血圧とは
2)血圧の正常と異常の判断
3)血圧の影響因子
4)血圧測定の方法

 6・7

6.血圧測定の実際 -事例を通して-

 8 7.系統別フィジカルアセスメント
1)皮膚(発疹・潰瘍)
2)頭頸部(眼球、眼結膜、口腔、甲状腺、リンパ節)
3)全身状態 
 9 4)呼吸器系
10

5)循環器系

11

6)生殖系、消化器系、腎泌尿器系

12

7)神経系 

13

8)筋・骨格系

14・15

8.フィジカルアセスメントの実際
1)系統別フィジカルイクザミネーションの実際
2)正常・異常の判断の実際

教科書

茂野香おる編:系統別看護学講座 専門分野Ⅰ基礎看護技術Ⅰ、医学書院
医療情報科学研究所編:「看護がみえるVol.3 フィジカルアセスメント」、メディックメディア

参考図書等
評価指標

筆記試験40%、課題30%、技術評価20%、グループワーク貢献度10%で評価する

関連科目

解剖生理学、解剖生理学演習、人間病態学、疾病・障害論、看護学概論、看護過程論、基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

患者さんの身体状況を理解するフィジカルアセスメントは看護ケアを行うための重要な技術です。確実に身につけましょう。

HOME > シラバス(令和5年度) > シラバス > フィジカルアセスメント