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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 健康・疾病・障害の理解

疾病・障害論ⅡB (各論2)

Diseases and Disorders IIB

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担当教員 岩佐和夫、栗田昭英(非)、岡島正樹(非)、吉田周平(非)、山本宜孝(非)、北村祥貴(非)、崎村祐介(非)
実務経験 医師として臨床経験のある教員と現役医師が講師となり、複数で担当している。
開講年次 2年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 必修 時間数 60時間
学習目的・目標

目的:
消化器系疾患、外科系疾患、代謝疾患、内分泌疾患、血液・造血器疾患、アレルギー性疾患・膠原病についての基礎知識を習得することを目的とする。このシリーズでは、外科系疾患を理解する上で必要な解剖の知識を整理し、手術を受ける患者の看護に必要な基礎知識を獲得することも含まれます。
目標:
1). 臓器の正常解剖と生理機能を理解する。
2). 代表的な疾患における病態を理解する。
3). それぞれの疾患について、症状、徴候、検査所見、治療、ケアについて理解する。
4). 外科的処置、手術、麻酔、救命救急、集中治療、災害治療、脳死について理解する。

授業計画・内容
  回   内容
  1-2 消化器疾患
  3-4 肝胆膵疾患
  5-6 消化器疾患/肝胆膵疾患 課題発表
  7-8 代謝疾患
  9-10 内分泌疾患
  11-12 内分泌疾患/代謝疾患 課題発表
  13-14 血液・造血器疾患
  15-16 アレルギー性疾患・膠原病
  17-18 血液・造血器疾患/アレルギー性疾患・膠原病 課題発表
  19-20 外科総論
  21-22 心肺蘇生、集中治療室(ICU)(非常勤)
  23-24

麻酔と術中・術後管理(非常勤)/急性腹症・脳死

  25-26 消化器外科(非常勤)/肝胆膵外科(非常勤)
  27-28

心血管外科(非常勤)/呼吸器外科(非常勤)

  29-30

小児外科/外傷、熱傷、熱中症

教科書

系統看護学講座別巻「臨床外科看護総論」・「臨床外科看護各論」(医学書院)
「看護のための臨床病態学」(南山堂)

参考図書等

病気がみえる Vol.1「消化器」, Vol.3「糖尿病・代謝・内分泌」, Vol.5「血液」, Vol.6「免疫・膠原病・感染症」
(メディックメディア)
看護師・看護学生のためのレビューブック(メディックメディア)
なるほどなっとく!解剖生理学(南山堂)、なるほどなっとく!病理学(南山堂)
カラー図解 人体の正常構造と機能(日本医事新報社)
看護師国試対策START BOOK 解剖生理と疾病の特性(南山堂)

評価指標

成績判定の対象者:出席2/3以上
成績評価:課題・小テストおよび定期試験の総合点で評価する。

関連科目

疾病・障害論I-IIC、解剖生理学、代謝と栄養、人間病態学、フィジカルアセスメント、臨床薬理学、看護学の各科目

教員から学生への
メッセージ

内科的疾患、外科的疾患、急性期の患者の病態を理解し、それぞれにふさわしい看護を提供するために必須の基礎知識を獲得します。急性期の患者の治療は病態を理解した上での判断力が求められます。正確な理解と判断力を身につけるために、講義の前にテキストを読んでくることが必要となります。さらに、講義で学習し理解したことを人に説明できるようになっているか確認することで、自分に不足している点を洗い出すことができ、知識を定着することができます。課題の発表を通して復習し、繰り返し学習により自分自身のものとしてください。もしも自分や家族が患者になったと仮定して、看護してもらいたいと思うような看護師を目指して学習しましょう。

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