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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 人間科学領域 / 人間の理解

哲学

Philosophy

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担当教員 中嶋優太
実務経験
開講年次 2年次前期・3年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標

【目的】哲学の様々な問題について、入門的に学ぶこと。
【目標】身近な人間の生活・人生の中に様々な哲学的な問題が含まれていることに気づく感受性を身につけること。

授業計画・内容
  回   内容
  1 哲学とは何か:人間と自由について考える。
  2 【自然】人間と水や火などの自然物はどう違うのか。
  3 【動物】人間と動物はどう違うのか。
  4 【自由意志】人間には心や意志がある。
  5 【感情】人間は感情に振り回される。
  6 【理性】理性的に意志決定をする人もいる。
  7 【決断】吸血鬼になるかどうかを合理的に決断する。
  8 【賭け】人生はギャンブルかも知れない。
  9 【運命・運】運命を受け入れる人もいる。
  10 【制作・創作】人間は物を作りだす。
  11 【遊び】人間は遊びふける。
  12 【西田幾多郎とベルグソン】心の底から納得できる決断。
  13 【いき】他者と一緒にいて、自由でいる。
  14 【哲学対話】自由に考えて、自由に話をする。
  15 まとめ
教科書
参考図書等

各回の授業で詳しく紹介します。発展的学習に生かしてください。

評価指標

授業への積極的な参加(20%)、コメントシート(40%)、レポート(40%)

関連科目

生命倫理学

教員から学生への
メッセージ

現代の医療現場で重要だとされる生命倫理学の考え方では、患者の自由な意志決定を尊重することが最も根本的な前提の一つとされています。けれども、自由に意志決定をするなどということが人間にできるのでしょうか? みなさんは此までの人生を自由に意志決定をして歩んできたといえますか? そもそも自由って何でしょうか?

哲学は常識を揺さぶりながら考える学問です。心と頭を柔らかくして、一緒に考えましょう。

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