【学修目的】
施設における療養生活と継続看護を支える実際、またその後の地域における人々の健康生活を支援する保健・医療・福祉体制の実際とその連携を理解し、チーム医療の中で看護師としてのリーダーシップ、メンバーシップを実践する能力を養う。
【学修目標】
１．健康障害を有する人々が地域（在宅）－外来－病棟の場で、療養を継続するための医療・看護組織のシステムと地域および専門職間の連携の実践を知り、チーム医療における看護の役割と機能を理解する。
１）一貫性・継続性ある看護ケアの提供システムを理解する。
　　①病棟の看護ケア提供システム
　　②病棟－外来－在宅の継続システム（病棟－外来一元化システムや入退院支援センター等含む）
２）看護チームの一員としてのリーダーシップ、メンバーシップのあり方を理解する。
３）看護業務遂行におけるタイムマネジメントと役割分担、優先順位の決定を理解する。
４）看護チームの一員として、メンバーとともにケアを実施する。
５）退院支援の医療チームカンファレンスに参加し、看護チームおよび看護師の役割・機能を理解する。
６）外来患者の療養生活を理解し、外来看護のあり方を考える。
７）地域連携および専門職間連携の実際を理解し、外来看護の役割・機能を理解する。
２．安全・安楽な医療・療養環境を保証するためのシステム・整備および看護師の調整役割を理解する。
１）薬物療法に関する指示受けと確実な実行を理解する。
２）医療用消耗品・備品の管理システムを理解する。
３）入院患者の安全・安楽な療養環境の保持を理解する。

系統看護学講座専門5　成人看護学総論（医学書院）、統合分野　看護管理　看護の統合と実践①（医学書院）

在宅看護学　改訂第2版（南江堂）

実習目標の達成状況（70%）、看護専門職に必要な態度(30%)を実習内容及び実習記録やプレゼンテーション、最終課題レポートから評価する。

看護キャリア形成論、これまで学んだ全ての科目

これまで修得した知識・技術、経験から得た学びを思う存分発揮し、生活者である人々の健康問題に対応するために、どのような専門職と連携する必要があるのか、場所を問わず人々に必要な看護ケアを提供することを学修します。