【目的】

精神保健看護学の分野における研究倫理、参加観察と質的研究の方法論について理解を深め、臨床家の問題意識に沿って研究課題を発見し明確化できる能力、並びに研究成果を臨床の場で実践できる能力を修得する。

【目標】

①論文クリティーク、文献レビューを通じて、研究の動向や研究方法について討議・考察ができる。

②参与観察法を始めとするフィールドワーク方法論の理論的な背景について、社会学、文化人類学等の関連領域の　　蓄積も併せて広い視野から理解すると共に、質的研究の方法論について理解を深めることができる。

③収集したデータが示す意味について理解・考察することができる。

③グループ討議の中で、自らの役割や特性を生かした発言ができ、討議に貢献することができる。

教科書としては特に指定しない。学生自身が参考となる図書等を自ら選定すること。

学習の進行に合わせて適宜紹介する。

授業回数の2/3以上の出席者を評価対象とする

事前・事後学習50％　グループ討議・貢献度30％、プレゼンテーション20%

精神保健看護学特論Ⅰ、精神保健看護学特論Ⅱ、精神保健看護学演習Ⅱ

主に学生が主体的に運営するゼミ形式とする。学生自身の研究テーマに関する事前学習、事後学習を重視する。

授業内容やテーマは学生の関心や学習状況に応じて柔軟に対応するため、変更する場合がある。
日時は、講師・学生都合で変更される場合がある。