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シラバス(令和5年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の基本

感染管理学

Infection control

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担当教員 田村 幸恵、今井 秀樹、今井 美和、松澤 麻里(非)
実務経験 病院勤務経験のある教員が担当している。
開講年次 1年次前期 単位数 1単位 授業形態 講義
必修・選択 必修 時間数 15時間
学習目的・目標

【目的】
看護専門職として、早期から感染に対する確かな知識をもって感染に対するセルフマネージメントができるように、感染の成立と予防の考え方、標準予防策、感染経路別感染とその対策について理解を深める。
【目標】
1.感染管理に果たす看護職の役割を理解する。
2.セルフマネージメントができるように、感染の成立と予防の考え方、標準予防策、感染経路別感染とその対策を理解する。
3.専門職として看護していく上での医療関連感染対策とチーム医療の在り方を知る。

授業計画・内容
  回   内容 担当者
  1 1.感染症の基礎 今井秀
  2 2.感染管理の歴史
3.感染管理に果たす看護職の役割
4.個人・家族・集団・地域における感染予防活動の方法と意義
田村
  3 5.感染の成立と予防の考え方
感染、感染症、伝染病、感染源、感染経路
宿主、宿主-寄生体関係、日和見感染など
今井美
  4~6

6.標準予防策(スタンダードプリコーション) 
1)標準予防策の考え方、
2)手指衛生
3)個人防護具の着用
4)呼吸器衛生/咳エチケット
5)環境への対策(高頻度接触表面への洗浄と消毒,ゾーニング)
7.感染経路別予防策

田村
 7

8.医療器具・処置関連感染防止策
1)血管内留置カテーテル由来血流感染予防策
2)尿道カテーテル関連尿路感染予防策 複数患者の優先順位と時間配分の決定
9.職業感染管理(看護専門職として必要な抗体価)

松澤
  8 10.感染管理に関するチーム医療、地域連携 松澤
教科書

系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ(医学書院)

参考図書等

適宜紹介する

評価指標

授業の参加状況(20%)、筆記試験(80%)

関連科目

公衆衛生学、生活援助論Ⅰ・Ⅱ、診療補助技術Ⅰ・Ⅱ、人間病態学(病気の成り立ち)

教員から学生への
メッセージ

専門職として、新興感染症にも対応できるよう感染予防行動がなぜ必要なのかを理解し、行動につながるように学びましょう。

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