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シラバス(令和5年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 成人看護学分野

ビジュアル看護社会実装演習

Practicum : Implementation Visual Nursing Skills

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担当教員 紺家 千津子、峰松 健夫、大貝 和裕、松本 勝、長谷川 陽子、大西 陽子、大橋 史弥
実務経験
開講年次 1年次後期 単位数 4単位 授業形態 演習
必修・選択 選択 時間数 90時間
学習目的・目標
目的:
臨床にて可視化するアセスメント手法を実践し、EBPに基づくケア方法を立案する。さらに、立案したケア方法を臨床にて継続するための方策を検討する。また、国内外の文献抄読やフィールドワークを通して、特別研究へと有機的に連鎖させる。
 
目標:
1. 個々で選定したテーマについてEBPを検索し、臨床適応の判断視点を抽出できる。
2. 診療報酬・介護報酬について理解する。
3. 看護の質の評価指標と、評価に必要なアセスメント視点を抽出できる。
4. 臨床にて可視化するアセスメント法を実践し、その結果の基づきケア計画を立案できる。
5. 臨床における看護技術の実装を妨げる課題を導き出し、課題解決策を提示できる
授業計画・内容
内容
1 オリエンテーション
臨床における課題解決手法(PICO、PECO)
2 抽出した課題に対するEBPの手順1:概要と自己の疑問に対するPICOの作成 
3 抽出した課題に対するEBPの手順2:PICOを解決するための国内外の文献検索とクリティーク
4-5 抽出した課題に対するEBPの手順3:国内外のガイドラインの検索とクリティーク
6 抽出した課題に対するEBPの手順4:臨床適応の検討
7 抽出した課題に対するEBPの手順5:PICOの結果発表
8 看護に関連した診療報酬と介護報酬の現状
9 フィールドワークに向けてのケア記録の作成
10-12 病院におけるフィールドワーク1:可視化するアセスメントの実施
13-14 見学事例のケア計画立案と提言資料の作成
15-17 病院におけるフィールドワーク2:ケア計画の提言
18-20 病院におけるフィールドワーク3:ケア計画の評価
21-24 ケア計画を提言した事例の分析
25-28 臨床における看護技術の実装を妨げる課題の抽出
29-30 臨床における看護技術の実装を妨げる課題解決策の提言
教科書

授業時に資料を配布する

参考図書等

改定 DESIGN-R®2020 コンセンサス・ドキュメント、照林社
褥瘡ガイドブック、照林社
スキン-テア(皮膚裂傷)の予防と管理、照林社
IADベストプラクティス、照林社
「排尿自立支援加算」「外来排尿自立指導料」に関する手引き、照林社
看護のエコー、照林社
エコーによる直腸便貯留観察ベストプラクティス、照林社

評価指標

レポート80%、ディスカッションの参加度20%

関連科目

成人看護学特論、ビジュアル看護実践論、看護イノベーション特論

教員から学生への
メッセージ

フィールドワークで、修得したアセスメント技術をぜひ活用しましょう。さらに、看護実践を行う上で必要な管理的な視点も培いましょう。

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