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シラバス(令和5年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 成人看護学分野

看護イノベーション特論

Nursing Innovation 

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担当教員 峰松 健夫、紺家 千津子、大貝 和裕、松本 勝、長谷川 陽子
実務経験
開講年次 1年次前期 単位数 2単位 授業形態 講義・演習
必修・選択 選択 時間数 30時間
学習目的・目標

目的:看護を取り巻く社会情勢の変化や医療技術の発展に伴い、看護でも常にケアイノベーションを生み出し変化し続けることが求められる。看護理工学を中心に多職種連携、産官学連携による次世代の看護を創り出す開発研究の方法論を理解し、自らの研究活動に応用する能力を養う。

目標:

1. 看護理工学の概念と研究方法を理解する。 2. クリニカルクエスチョンを抽出しリサーチクエスチョンを構造化できる。 3. 各々のリサーチクエスチョンにふさわしいシーズ、研究デザイン、変数の選択ができる。

授業計画・内容
内容
1-2 オリエンテーション
講義:ケアイノベーションと看護理工学(峰松・紺家)
3-4 講義:研究例紹介1 褥瘡の振動療法(峰松)
5-6 講義:研究例紹介2 細菌叢解析による褥瘡の再発予測(大貝)
7-8 講義:研究例紹介3 腹部エコーによる便秘評価(松本)
9-10 講義:研究紹介4 側頭筋エコーによる栄養評価(長谷川)
11-12 講義・演習:クリニカルクエスチョンの抽出・リサーチクエスチョンの構造化(峰松)
13-14 講義・演習:研究計画の策定(シーズ、研究デザイン、変数の選択)(峰松)
15 発表:研究背景~研究計画(峰松・紺家・大貝・松本・長谷川)
教科書

真田弘美、森武俊編:看護理工学(東京大学出版会)

参考図書等

Hiromi Sanada, Taketoshi Mori, eds: Bioengineering Nursing: New Horizons of Nursing Research (Nova Science Pub)

斉尾武郎:EBMの道具箱 第2版(中山書店)

評価指標

授業参加状況 30%、 発表 70%

発表課題:修士課程で取り組みたい研究テーマの背景・目的・研究計画

関連科目

看護研究、データ分析方法論、特別研究

教員から学生への
メッセージ

看護理工学は現場の真のニーズに即した看護技術・機器・システムを開発し、次世代の看護を生み出すために強力な研究方法論です。各自の研究テーマに対し、看護理工学であればどのようなアプローチが可能か、一緒に考えていきましょう。

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